三ツ星カラーズのレビュー
7点 鋼鉄くらげさん
この作品を評価するポイントは、主人公の子供たち三人が持つ「無邪気な悪意」を許容できるかどうか、という点にあると自分は思っています。
つまり、大人たちの目線、いわゆる常識の目線から見てあまり好ましくない行動を「微笑ましい」と思うのか、あるいは「許せない」と思うのか。前者の視点に立っているのがこの作品に登場する鯨岡さんであり、後者の視点に立っているのがこの作品でカラーズの敵として登場している警察官の斎藤さんなのではないかと思っています。
個人的な立場を言えば、自分としては前者の鯨岡さんの立場に近く「まぁ、子供のやることだから仕方が無いんじゃない。」と割と好意的な視点で見ることもできますが、斎藤さんのような視点で、「いくら子供だからといって何でもかんでも許されるわけじゃない」と批判的な気持ちになる人たちの気持ちも分からないわけではありません。
ただ、この作品は、そうした子供たち特有の「無邪気な悪意」をギャグとして楽しむ作品だと思っていますし、そこが合わないとなると、もはや好みの問題になってしまうので、おそらくどうしようもない気がします。まぁ、自分は結構好きな作品なんですが。いかんせん、可愛さの裏に隠された毒が強すぎるので、そのギャップに対して読み手がどういう反応を示すのか。それ次第の作品だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-04-06 18:50:40] [修正:2018-04-06 18:50:40] [このレビューのURL]
3点 群馬のイチローさん
この作品は高得点を付けるべきだか迷う作品だと思いました。
個人的には面白いと思う部分があるとは思いますが…
子供3人が面白半分でいたずらしている作品です。それは現実世界では逮捕される犯罪行為です。
子供を持つ親はとても子供に見せられない作品だと思いますので、ある意味笑えない作品だと思います。
普通に不愉快だと感じる人もいると思いますので、1巻を試し読みしてから購入することをオススメします。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-12-26 22:07:09] [修正:2017-12-26 22:07:09] [このレビューのURL]