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8点(レビュー数:4人)

作者山本鈴美香

巻数14巻 (完結)

連載誌マーガレット:1973年~ / 中央公論新社

更新時刻 2011-08-27 01:10:29

あらすじ 高校生からテニスを始めた主人公、岡ひろみが一流テニスプレイヤーになるまでの過程を描いた長編作品。純粋にテニスの練習に励む主人公に襲い掛かる様々な苦難を経て、人として、テニスプレイヤーとして成長していく様子が細かく描かれる。

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エースをねらえ!のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

9点 Kdakaoさん

[ネタバレあり]


 2回もアニメ化され、上戸彩主演のドラマにもなったテニスマンガの代表作です。
 このマンガに出会い、迷わずテニスを始めましたし、テニス部のコーチに恋をしました(もちろん片思いで終わる笑)
 さすがに今読むと「昭和」を感じますが、読み応えたっぷりでありながら、ガンガン読み進められてしまう逸品です。おすすめです。


ポイント
1.スポ根だけではない壮大な愛の物語
2.山本鈴美香先生の絵(画)が躍動感にあふれていて飽きがこない
3.主な登場人物がみな美しい、特に宗方仁のイケメンぶりは半端ない



ポイント1.
 スポ根ものと思われそうですが、ヒロインの岡ひろみを巡る、さまざまな形の壮大な愛の物語でもあります。特に、岡ひろみのコーチで、不治の病で志半ばで亡くなってしまう宗方仁(むなかたじん)の岡ひろみへの愛は、彼の人生を掛けたものであり、さらに彼自身が死んだ後のことまで考え抜かれているので、スケールの大きさを感じ、何度読んでも感動します。
 岡ひろみを想う岡ひろみの先輩の「お蝶婦人」こと竜崎麗香の愛も、さりげなく切なく描かれていて、心に残ります。


ポイント2.
コミック全14巻を通しで読んでも、テニスの試合や練習の場面で、一つたりとも同じような絵、似たような画が出てきません。マンガなのに、アニメを見ているような躍動感があり、ついつい次のページ、次の巻へと読み進めてしまう、飽きの来ない美しい絵、画です。この時代のマンガには珍しいと思います。


ポイント3.
女性:岡ひろみ:ショートカットが似合う可愛いタイプ
竜崎麗香:非の打ちどころのない美人
緑川蘭子:宗方仁の義妹である通称「加賀のお蘭」、クールビューティ

男性:宗方仁:切れ長の目が美しいイケメンで、第8巻のP216に宗方仁の横顔のアップが出ており、とても美しく、はかなげで個人的に大好きな画です。
桂大吾:宗方仁の後に岡ひろみのコーチとなる宗方仁の親友、坊主頭が美しい
藤堂貴之:岡ひろみの恋人、個人的見解では、竜崎麗香に似ており、正義感の強い非の打ちどころにないイケメン





ナイスレビュー: 1

[投稿:2023-05-09 11:23:49] [修正:2023-05-09 11:23:49] [このレビューのURL]

7点 s-fateさん

少女マンガなのにスポ根。でもやっぱり少年誌と違う陰湿な後輩いじめや挫折、友人や懐の広いコーチに支えにより立ち直る様が少女マンガしてる。喜怒哀楽すべてが含まれつい最後まで引き込まれてしまうマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 01:25:32] [修正:2009-12-11 01:25:32] [このレビューのURL]

7点 ちあぞおさん

色々と濃い作品です。
内容も重いし、スケールでかいです。
いまだにいろんなところで、お蝶婦人や宗像コーチがパロディ化されているところを見ると、魅力があるんだと思います。
松岡修三さんと同じくらい、熱いマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-24 00:04:41] [修正:2009-10-24 00:04:41] [このレビューのURL]

9点 AJさん

この漫画を読むことによって、スポーツを志す者の気持ちがほんの少しだけでも感じ取ることが出来るのではないでしょうか。
同じ部活の先輩たちにいじめられても、厳しい練習に励む主人公。
様々な苦難の中、それでもテニスを捨てられないのは何故なのか。
その答えをきっちりと描いた作者は素晴らしいです。
普通の人ではなく、テニスプレイヤーとして生きてゆく為に、恋愛に対してなど、人としてどうあるべきか?を巧く描いています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-13 04:22:37] [修正:2006-02-13 04:22:37] [このレビューのURL]


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