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9点(レビュー数:1人)

作者馬場康誌

巻数7巻 (連載中)

連載誌月刊少年シリウス:2018年~ / 講談社

更新時刻 2019-03-18 18:52:50

あらすじ

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ライドンキングのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

9点 臼井健士さん

[ネタバレあり]

昨今、異世界に来た現代人の冒険ものはタケノコのように乱立している。
どうも「ブーム」のようで、冴えない男や女が異世界に来た途端、最強能力者になったりしてヒャッハー!な無双状態になる物語ばかりだ。
ハッキリ言って「タイトルだけはやたらと長い」ということしか特徴はないに等しい。
この漫画もそんな作品の亜流かと思いきや趣が異なる。
主人公は現代世界で「一国の大統領」である。しかも元軍人で格闘技にも政治力にも長け、人望も絶大。
そんな男がテロリストに襲撃されるが難なく撃退。但し、アクシデントが起きて異世界に飛ばされてしまう。
しかし大統領は「長めの休暇を貰ったようなもの」と前向きに捉えて異世界を冒険していくのだった。

異世界では住人の中には魔法などが使える者もいるが、大統領は勿論使えない。
しかし、鍛え抜かれた肉体はそのまま有効で、異世界の人の中でも身体能力は抜きんでていた。
よって格闘術でそのまま最強の戦士として活躍できる。
「元々強い男が異世界でも変わらず強い」という点で他の異世界物とは一線を画しています。
そしてこの男は幾多の修羅場を潜り抜けてきた信念を持つ男でもあります。
その信念が異世界でも貫けるものなのか、そして住民たちに信頼され尊敬を受けられるのか?
大統領の趣味である「様々な生物に騎乗する」という願いが叶うのか?
今後の注目作品であることに間違いはなかろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-06-04 18:00:56] [修正:2019-06-04 18:00:56] [このレビューのURL]


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