クッキングパパのレビュー
8点 鹿太郎さん
料理漫画はやはり料理が美味しそうに見えてなんぼだと思うんですが、その点についてこの作品はかなり優秀。
食欲を刺激するのはもちろん、料理をつくりたくなってくる。
作品全体を包む雰囲気はザ・アットホームといった感じ。
ありがちな料理対決なんかは一切無く、ただひたすら人情物に料理をからめてエピソードを作っているのが良いです。
(この作品の料理バトル路線なんて想像も出来ないなぁ。全国のクッキングパパたちと戦っていくとかか?)
日常マンガですが作品内で時間がまったく進まないタイプでは無く、徐々にキャラクターたちも年をとっており、連載当初は小学生だった息子もいまや大学生。
かなりの大長編となっています、というか連載開始から20年か…
料理というしばりの中でよく続きますね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-10-03 17:30:49] [修正:2006-10-03 17:30:49] [このレビューのURL]
8点 sin00さん
ほのぼのエピソードとともにありふれた材料で作成可能な男料理を紹介.自分で料理をするような成年男子向け.コミックの一気読みは飽きるという4コマ的な立ち位置.
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-18 07:38:35] [修正:2012-02-18 07:38:35] [このレビューのURL]
9点 くっさんさん
ほっとする作品です。
登場人物が全て善意に満ちあふれています。読んでいて安心感があり、美味しいものを食べ、好きな人に囲まれ、ほどほどに仕事をして日々を楽しむ。
人間らしい生活とはこういうことかなと。「ああーこんな生活シテー」とやさぐれている時に痛烈に感じさせてくれる作品です。
心がすさんだ時には是非読んで下さい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-08 15:55:20] [修正:2010-09-08 15:55:20] [このレビューのURL]
8点 southさん
(95巻まで読了)
これほど長く続いて飽きが来ない漫画も珍しい。2008年でついに1000話を突破したとか。
当初の作調は主人公である荒岩一味を中心に据えた物語が多く、一味が人間として出来すぎているせいか人間ドラマとしてはそれほど魅力的ではなかった。
しかしながら一味が一歩後ろに下がり息子のまことや部下の田中、その他様々な登場人物の人間模様を中心として話を描き出してからはとても面白くなってきた。長所と短所を併せ持つ人物たちの成功あり失敗あり、笑いあり涙ありの生き生きとした表情を見ていると心が温かくなってくる。
料理もそうした物語に程よく華を添えている。
扱う料理も料理は苦手という人でも作れそうなものから年季の入った専業主婦(夫)でもてこずりそうなものまで種々様々なものがあり、読めば作りたくなってくるものがいくつも出てくる。各料理に簡略なレシピがついているので実行に移しやすい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-05-27 08:24:32] [修正:2008-05-27 08:24:32] [このレビューのURL]
8点 カズヤさん
とても安心して読む事の出来る数少ない作品の1つです。
長期連載と共に主人公の周囲の成長、変化が見えるあたり、久しぶりに読むと「あ、そうなったんだ、良かった…」とホッとしてしまいます。
もちろん料理漫画としても大変素晴らしく、ありえないレシピなどは無く実際作って美味しい事が多いのも特徴。
どんな人がどんな時にどんな気持ちで何を食べるのか…最後の「おいしい」には本当にジーンとしてしまいます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-03 11:51:45] [修正:2007-09-03 11:51:45] [このレビューのURL]
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