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4.33点(レビュー数:3人)

作者西崎泰正

原作新堂冬樹

巻数4巻 (完結)

連載誌漫画アクション:2004年~ / 双葉社

更新時刻 2009-11-25 06:36:23

あらすじ 神と崇められし男に跪く無数の迷い人。神とは希望の光を与えし聖人。そして時に、絶望の闇を与えし俗人。カルト宗教の闇に迫る戦慄の黙示録−少年の心より光失われし時、闇の物語が動き出す。

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カリスマのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

5点 フィロさん

新堂冬樹の原作小説は未読です。

愛妻家のサラリーマンが、悲しい過去を持つ教祖が作った宗教組織に洗脳された妻を奪還しようとするお話です。

絵は綺麗というかんじではないですが見やすくて、こういうテーマにもっとも必要であろう感情の変化の書き分けがよく表されています。狂った場面の人の表情に本当に狂気を感じます。

こんな手口を使うのかという怖いものみたさや、続きはどうなるのかという好奇心で、ページをめくる手が止まりませんでした。
そういう意味では面白いです。

ただ、エロ漫画じゃないのに下劣なエロシーンが多くて作品の品を下げているんじゃないかと思うと勿体ないです。
もっとも、カリスマを書く上でリアリティーを追求するために避けて通れなかったからエロも必要だったのかもしれませんね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-01-01 22:53:15] [修正:2019-01-01 23:02:31] [このレビューのURL]

3点 rongaiさん

ちょっと怖い話しなはずが、
画力によって全て半減。

まとまりはいいけど、
ラストのどんでん返しは、どんでん返しになってない気がする。
それも作画の力不足によるものなのかと思ってしまう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-11 14:26:08] [修正:2007-06-11 15:42:49] [このレビューのURL]

5点 鹿太郎さん

カルト宗教に妻を取られたサラリーマンの闘い。

カルト宗教のモデルはオウムであり、作品通してとことん重く、とことん異常。
教祖メシアはもちろん、主人公とその妻、妻の脱会に協力するカウンセラーまでどこか狂っている。

原作を先に読んでいたので後半での大仕掛けにも驚きはありませんでしたが、短いながらにもよくまとまっています。

作画は少し軽いかな。
説得力・はったり不足。
もっと劇画タッチで濃く描いた方がこの作品には合っていたと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-22 00:47:59] [修正:2006-10-22 00:47:59] [このレビューのURL]


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