あらすじ 人口は増加の一途をたどり、環境破壊による酸性雨が降りしきる近未来のTOKYO。2000年を過ぎた頃から、人知を越えた不可思議な事件が起きるようになっていた。一般人に秘匿されていた妖魔と呼ばれる異世界の住人たちが引き起こす事件に対妖魔用特殊警察・通称AMPが立ち向かう。
備考
関連作として、0巻にあたる『メビウスクライン』(全1巻)と、キャラクター個々のサイドストーリーを収録した『サイレントメビウス・テイルズ』(全2巻)がある。
「月刊コミックコンプ」にて連載開始され、同誌の休刊に伴い「月刊コミックドラゴン」に移籍した。
1991年と1992年に劇場版アニメが製作され、1998年にはテレビ東京系列にてテレビアニメ化されている。
サイレントメビウスのレビュー
3点 鹿太郎さん
未来の退廃した東京でお姉さん方が謎のモンスター相手にドンパチ。
細かい背景設定やキャラクターなどで時代を先取り、後の作品にあたえた影響も大きい。
自分が元々SF設定の濃い部分が苦手というのもあるのかも知れませんが、それを差し引いても分かりにくい。
誰が誰とどこで何のために戦っているのかをいちいち頭の中で整理しつつ読みすすめないといけないので非常に面倒くさい。
作内設定は自然にスーッと入ってくるように整理して提示して欲しいなあ。
面白いSF物ほどこういう部分が上手いものだと思いますが・・・。
関連本やサイドストーリー的な作品も大量にあるようなので、そちらをチェックしつつ深くはまっていけばそれなりに面白いのかもしれませんが、そこまでしたいと思うほどに惹きつけられるものも無かったです。
トーン過多の華やかな作画もいまいち好きになれず、どうにも楽しめませんでした。
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[投稿:2007-01-02 08:07:27] [修正:2007-01-02 08:07:27] [このレビューのURL]