キャプテンのレビュー
9点 paranaさん
「影の努力」という美しい言葉。
「努力」の大切さを教えてくれたマンガ。
もう随分と古いマンガだけに、キャプテン以降、野球マンガとして面白いマンガはいくつも出て来たと思います。
ただ、「努力」の大切さを教えてくれるマンガでキャプテンを超えるものは出て来てないのではないでしょうか?
墨谷二中野球部のキャプテンの交代とともに、谷口→丸井→イガラシ→近藤と主人公が変わって行きます。
マンガとして主人公が変わるスタイルは冒険的なスタイルであり、いずれの主人公も魅力的でなければ成り立たないのですが、各キャプテンに個性があり、良いキャプテンになるべく成長していく姿が素敵です。
(主人公が何人も変わって行きながら成功したマンガは他にはジョジョの奇妙な冒険くらいではなかろうか。)
子供に読ませたいマンガの一つです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-03-26 23:19:32] [修正:2014-03-26 23:19:32] [このレビューのURL]
8点 ガクちゃんさん
私は少年野球を始めた息子に、マインドコントロールとメンタルトレーニングを兼ねてこの本を与えました。
結局数年後、彼は谷口君にはならず、近藤のようになってしまいましたが。
本作の魅力を言葉であげ連ねるより、次の事例を。
この本は中古で全巻揃・美品などで売られているのを見たことがない。(ジャンプコミックス版で)
たいてい、ラーメン屋の雑誌のようなくたびれ本と相場は決まっている。
擦り切れてぼろぼろになった本が多いのは何度も読み返されたからであり、友達通しで回し読みされたからであり、我先にと奪い合いされたからである。自分の経験も含めてね。
少ない線の持つ力をもう一度見直すべき。
名作の名作たる所以である。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-24 11:13:45] [修正:2009-01-24 11:13:45] [このレビューのURL]
10点 鹿太郎さん
努力系野球漫画の完成形。
努力してその成果を発揮するという緊張と弛緩の使い方、バランスが絶妙で読んでいて非常に気持ちが良い。
その上、初代キャプテンである谷口君のキャラクターも好感が持てるし、純粋に応援したくなります。
導入でガッチリつかまれて、次ぐ歴代のキャプテンたち、丸井・イガラシ・近藤もそれぞれ一癖ありながらどこか憎めない、泥臭く人間らしいキャラクターなので感情移入しつつグイグイ読んでいけます。
と、このようにキャプテンである主人公が最上学年の引退によってころころ変わるという、現在のキャラ重視の少年漫画ではまず考えられない趣向。
これも面白い。
どのキャプテンにもそれぞれリーダーとして別の悩みがあり、それを解決しようとそれぞれに奔走しますが、当然その方法もそれぞれに違う。
野球漫画として傑作なのは言うまでもないですが、いかにリーダーシップを発揮するか、リーダーシップの教本としての価値すらあると思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-03-21 22:37:40] [修正:2007-03-21 22:37:40] [このレビューのURL]
5点 エイサオボさん
自分にはあんまり。どっかで読んだようなお話にどっかで耳にしたようなセリフ達。もちろん駄作ではないんですがね。好きな人はめっちゃ好きそう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-09 18:44:06] [修正:2012-02-09 18:44:06] [このレビューのURL]
10点 ルカさん
はっきり言って超努力マンガ。
ダメな奴が努力する。
できる奴も努力する。
嘘を貫き通すために努力する。
笑われても努力する。
努力して、努力して、努力する!
そんなマンガ。
読めばわかる。単純に面白い。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-22 02:56:18] [修正:2012-01-22 06:53:17] [このレビューのURL]
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