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4点(レビュー数:3人)

作者沖さやか

巻数5巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1996年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:39:57

あらすじ 人から嫌われることを極度に恐れる英語教師・恩田さゆりの魂の放浪記!!
出口なき時代のボク達は、どう生きてゆけばいいのだろうか――?

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マイナスのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

4点 何某何さん

[ネタバレあり]

こんな病的な人間を主人公に据えて、かつ軽快なギャグにしてしまうなんて、
果たしてやっていいことなのだろうか?

読んでいても複雑な気分になっていくだけで、
素直に笑えるところなどひとつも無い。

なにしろ、恩田の壊れっぷりがあまりにもリアルなので、
陥っていく状況を全く楽しめないし、
不謹慎だと思わずにはいられない。

そしてラストも腑に落ちない。
彼女はあれでよかったのかも知れないが、
不幸にも振り回された人達から見れば、
あんな程度で到底納得するわけがないだろう。

ただ、恩田がおかしくなった背景は、大いに同情できる点だし、
最後に彼女はそこから解放されるのだから、
主人公の成長物語としてはよくできている。

もっとも、好感は全く持てないし、
同調なんて絶対にしたくない人物ではあるが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-12 11:26:07] [修正:2009-11-12 11:34:49] [このレビューのURL]

3点 鹿太郎さん

過去のトラウマから人に嫌われるのを極端に怖がる女教師。
すごいパワーを持った作品だとは思うものの個人的にはかなり苦手な作品。

描かれている内容はこれでもかというくらいにシリアスなのに、語り口がギャグタッチというのがどうしても受け付けなかった(その最たるのが回収騒動にまで発展したカニバリズム話でしょう)。

主人公のキャラクターもキツすぎる。
病的な心理描写が妙にリアルで、読書中に何度もさっさと病院に行けとツっこんでしまいましたよ。

このキャラをフィクション上でとはいえ脳内で創造できた作者が少し心配になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-13 21:43:14] [修正:2008-04-13 21:43:14] [このレビューのURL]

5点 rongaiさん

人肉を食べるシーンがあることにより回収騒ぎを起こした一作。
単行本には未収録になってるので私はそのシーンを読むことはなかった。

それでもすごい衝撃を与える漫画だった。

最初は生徒の言うことをよく聞くドMな先生って設定が、
どんどん破綻して言ってすごい展開になっていく…。

んーと、これフツーに読んだら引くんじゃないかな。

最終形態の彼女の心情とかって確実に脳内破壊されてるようにしか見えないもん。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-18 13:42:11] [修正:2007-06-18 13:42:11] [このレビューのURL]


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