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7点(レビュー数:2人)

作者水島新司

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1981年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:40:13

あらすじ 甲子園で大活躍し、全12球団からドラフト1位指名を受けた新田小次郎。しかしそれを蹴って野球浪人の道を選んだ小次郎の思惑とは!そして翌年入団した武蔵オリオールズでチームを優勝に導いた幻のキメ球「光る球」は本当に自分の物にできるのか?水島作品としては珍しく、全てが架空のリーグ・球団・選手で構成された異色作。

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光の小次郎のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 オカシューさん

水島プロ野球漫画。
水島漫画のプロ野球編は実在の球団を多く扱う場合が多いのですがこれは日本プロ野球すべてを創作した大意欲作です。

作者のまさに脂の乗り切っている時期だからこそ生まれえた作品だと思います。
球団の思惑や選手、監督にもスポットを当てながら主人公が追い求める「光のボール」完成までの道のりを描いています。

ただ水島野球漫画の最大の楽しみである試合やライバルとの盛り上がりは少なめな感じです。
球団、選手のすべてがオリジナル設定という所でコアなファンの為の水島ワールドを楽しむコレクションと言えるのかも・・・

しかしながら昭和50年代の水島作品はどれも秀逸な為、普通に面白く読む事ができるのでつまらなくて投げ出す事はないでしょう。

所持巻数 16巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-27 22:50:54] [修正:2009-11-26 03:14:43] [このレビューのURL]

8点 やじウマさん

架空のプロ野球界を舞台に160?の速球、変化球もフォーク、カーブ、スライダー、ナックル、シュートを持ち、なおかつケンカも強くイケメンでモテモテ、バッテイングも天才的でDH制のくせにこいつが投げる日はDHをつかわないという超反則選手小次郎の活躍を描く傑作。12も球団作ってそれぞれに濃いキャラ作ってドラマを作るというのは大変だが、それは過去に東京メッツという野球漫画に残る名チームを作った水島新司だけに十分なものに仕上がってる。だてに野球漫画ばっかり描いてない。すごいぜ。

特筆すべきはもう30年くらい前の漫画でありながら札幌にドーム球場たてて本拠地にしてるチームがあること。ちなみにそのチームがピンチになると球場内のクーラーを思いっきりさげて相手チームを妨害するという描写がある。いまだったら絶対描けねえな。俺日ハム嫌いだからいいけど。

ラストの光る球だけは残念だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-14 21:37:01] [修正:2016-09-23 19:25:01] [このレビューのURL]


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