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3.69点(レビュー数:53人)

作者矢吹健太朗

巻数20巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2000年~ / 集英社

更新時刻 2011-01-27 11:06:24

あらすじ かつて闇の組織の命令により数々の要人を暗殺し、不吉の象徴として闇の世界に君臨した伝説の暗殺人・トレイン。彼が組織を抜けてから二年後、世を掃除する掃除人としてこの世に復活するアクションアドベンチャー!!

備考 2005年秋にアニメ化。
原作を「大胆にアレンジ」した構成になった。

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BLACK CATのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全52 件

3点 トトさん

三分クッキング!!

今日の料理は「BLACK CAT」です。

まずは「COWBOY BEBOP」と「トライガン」をそれぞれ一対一で混ぜ合わせ、薄くのばし焼きます。
そしてソースには「ラグナロク」をといだ物に「FF7」を加えます。
この時に隠し味として「矢吹」を少々加えましょう。
くれぐれも少々ですよ、少々。

さて焼きあがりましたか?
そこにソースをかけて・・・完成です!!

さー召し上がってください。
「(モグモグ)・・・まず〜い!!」

ナイスレビュー: 6

[投稿:2009-01-12 19:59:45] [修正:2010-07-23 11:32:36] [このレビューのURL]

4点 十歩神拳さん

ジブリ好き!さんがパクリについて様々な疑問を投げかけていたので、その答えになるかどうかは分かりませんが少しだけ私も考えを述べようと思います。

まず、本作をはじめとする作品を「パクリ漫画」と批判する人たちは、おそらくですが多くの場合は「パクリ=悪」と考えてはいないような気がします。
問題は「読み終わっても“パクリ”という印象しか残さない」というほど、その作品自体の魅力が低いことにあるのだと思います。(稀に、悪意やネタ的な意味で侮蔑して“パクリ”と罵る人もいるかもしれませんが。)

どんなジャンルにしても、クリエイターは人間であるため、その感受性や発想の大本は過去に自分が体験してきた作品であることは間違いありません。だからジブリ好き!さんの言うとおり大概の作品は多かれ少なかれ過去の名作と重なる部分が存在するのは当然です。

では、何故「パクリ」と呼ばれる作品とそうでない作品に分かれるのか。
それはその作品だけが持つ一点の魅力(登場人物、ビジュアル、構成etc)が読者の心を揺さぶる程のものか否かということにかかっているのではないでしょうか。

具体例を挙げれば「寄生獣」です。あれは作品の根幹となるテーマや、所々のプロットはどう考えても「デビルマン」を引き継いでいます。もし「パクリ=悪」と考える読者が多いのならば、「寄生獣」もパクリ漫画と罵られているはずですが、たくさんの読者が「名作」と讃え、後世の漫画好きにも語り継がれています。
その理由はやはり、岩明先生が「デビルマン」の真髄を汲み取り、独自の解釈を含め、自らの作品として再誕させるほどの突き抜けた表現力と構成力を持っていたからでしょう。

一方、「ブラックキャット」の独自の魅力は何ですか?

もちろん、中には本作独自の魅力を見つけだしている読者もいるでしょうが、私が思うに、それほど強力な魅力はなかったように見えます。

大抵の読者をうならせるだけの能力や仕掛けもなく、ただ様々な名作を当たり障りなくくっつけただけなので、読み終わった後に評価しようにも「パクってた」ということしか言えないのです。
絵も奇麗には奇麗ですが、もっと凄い絵を描く漫画家はたくさんいるし、ビジュアル的にもどこかで見たような場面が多かったりするので、作品の評価を飛躍的に上げるほどとは個人的には思いませんでした。


つまり、「ブラックキャット」がパクリ漫画と呼ばれている理由は、単純に当時の矢吹先生に実力がなかった、本作に魅力がなかっただけだと思います。
点数が低いのも「パクっているから」というわけではないのではないでしょう。実際、パクリを気にしない方々の評価もここでは低めのようですし。
それ以外語る要素がないのですから、レビューする上で必然的にパクリという言葉が目立ってしまうだけだと思われます、多分。


もっとも、パクリを全く気にせず読める方にとってはこんなこと極めてどうでも良い話だと思いますが。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-01-27 11:06:55] [修正:2011-01-27 11:46:32] [このレビューのURL]

2点 ジブリ好き!さん

皆さん「パクり」について言及されていますが、思うにパクりは決して悪いことだとは思いません。
そもそも何一つパクってない完全オリジナルな作品を、あなたはどれだけ知っているでしょうか?
かの有名なハリーポッターやスターウォーズ。その根底には、指輪物語というファンタジーの祖とも言われる作品の影響があるそうです。では指輪物語が完全オリジナルかというと、実はかなり神話がベースになっています。
つまるところ、完全なオリジナル作品なんて神話などの伝承文学くらいなものではないでしょうか?もちろん他に完全オリジナルな作品を挙げることができるかもしれません、が、そのような作者は本当に一握りの天才であり、数えるほどしかいないのが現状でしょう。

作家の「宮部みゆき」さんも『ポーの一族』の寄せ書きで「映画・小説・漫画、果ては音楽まで、作り手は既存の作品からの影響を創作の出発点にしている」といったことを述べていました。
意識的であれ無意識的であれ、大であれ小であれ、パクってない作品なんてそうそうありません。では何が問題なのでしょう?
あなたは「パクった量が問題だ」と言ってパロディや歴史ものを全否定するでしょうか?
単純に「面白いか否か」が問題なのだと思います。この漫画が低評価なのはパクっているからではなく面白くないからではないでしょうか?パクり過ぎれば展開は読め既視感を覚えつまらなく感じる、つまり「パクり」は面白くないという結果の「原因」に過ぎません。
「パクリ」の類語に「ベタ」とか「王道」といった表現があります。ベタも王道もパクリの一種なのに、こちらは許容され認められた、むしろ好感のもてる表現です。その差は?
それは間違いなく「面白いか否か」でしょう。「ワンパターン」が「○○ワールド」と言われるようになるのと同じです。

あなたは神話以外の完全オリジナルな作品よりも(例え一部でも)パクってしまっているけれど面白い作品の方が多く挙げられるはずです。
パクりは決して悪いことではない、面白くないことが問題なのです。
あなたはパクりとインスパイアの差を見抜けますか?「パクりだ!」と言っても「インスパイアはされました」と言い返されれば、自分はもう何も返せません。
だから自分はパクりもアリだと思います。
トレースは一行たりとも駄目ですが、パクりなら面白い限りで許容できます。たぶん、面白いと感じた時点でパクリだなんだなど考えもしないでしょうが。

ちなみに、小説家や漫画家には担当者がつきますが、無能な担当者は作品を評価するとき「君の作品にはオリジナリティがない」と言うそうです。
そんな誰にでも言えるようなこと、僕らと違って漫画読みのプロに言われた日には、「お前の言葉がオリジナリティねーよ」と思っゃいますよねw
でもそう評された作品は、誰が読んでもつまらないというのも事実だそうで。

さて、やっとこさこの作品のレビューとなりますが、正直「画がきれい」くらいしか誉めるところがないんです。連載時小学生だったもので序盤は楽しめましたが…シキとか、かっこいいキャラもいるんですけれどね。
嫌いじゃないですが、やはり、面白い漫画ではないんです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-23 00:48:07] [修正:2010-12-23 00:57:19] [このレビューのURL]

3点 カメ田さん

漫画好きの友人と話していても話題に上がったことがない、
個人的に影の薄い漫画です。

深い印象を与えず、記憶にも残りにくい、そんな作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-12-22 01:30:18] [修正:2008-12-22 01:30:18] [このレビューのURL]

8点 青海さん

ハッキリ言って何故こんなに酷い言われようなのかがわかりません。
私的ですがとても面白い漫画だと思います。

まず、絵ですがとても綺麗な絵です。
…が、しかし戦闘になると勢い任せで描いているのかとても乱雑になってしまうことがあるのが難点です。
勢いで読むにはいいかもしれませんが、ゆっくりじっくりと見ると何が何だか…
少々残念な点です。

主要に男性のキャラが目立ちますが、女性のキャラもとても可愛く描けていると思います。
あまり前に出てきませんが、印象に残るキャラも多々いますし。

ストーリーの甘さが指摘されていますが、パクリ疑惑はあまりよくわかりません。
実際多くの漫画が出ている上で少々被ってしまうことくらいよくあることかと…

そんな甘い目で見られる方にはオススメできます。
終わり方も綺麗で好きなので、8点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-09-30 02:23:21] [修正:2008-09-30 02:23:21] [このレビューのURL]

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