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5.03点(レビュー数:157人)

作者岸本斉史

巻数73巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1999年~ / 集英社

更新時刻 2012-08-24 18:23:59

あらすじ 忍の里・木ノ葉隠れの里の少年・うずまきナルトは忍者学校(アカデミー)の超問題児。毎日いたずらばかりして、イルカ先生に怒られている。その上、学校では落ちこぼれで卒業もおぼつかない。だがナルトには、里の忍びの長(おさ)・火影(ほかげ)の名をついで、里一番の忍者になるという夢があった。しかし、そんなナルトを見る里の大人たちの視線は冷たい。実はナルトには出生の秘密があった・・・

備考 本編終了後、外伝「七代目火影と緋色の花つ月」が短期連載(全1巻)された。

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NARUTO-ナルト-のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全157 件

7点 amazonlyさん

全72巻の中で、波の国編、中忍試験、サスケ奪還、ペイン編はとても面白く読めた。

・忍術、頭脳、体術を活かしたカッコいいバトルシーンの数々
・落ちこぼれナルトが火影になるまでの成長物語
・ライバルサスケとの葛藤
・スリーマンセルが特徴的な同期の仲間との育み合い
・カカシ先生やイルカ先生、自来也と言った頼れる大人の上司・師匠キャラ
・イタチのようなダークヒーロー
・大蛇丸、ペイン、オビト、マダラと言った印象強い悪役

少年漫画ファンが好きそうな要素がこれでもかと言うほど備わっており、日本のみならず世界中で絶大な人気が出るのも頷ける。

だがストーリーに関しては、いまひとつな点が多いなと感じてしまった。

特に戦争編は色々ととっ散らかっており、そもそもドラゴンボールで今まで死んでいったキャラクター達が生き返り、そいつらとの戦いを最終章と言う大トリに持ってきてはい燃えるでしょー?と言われても、いくら少年漫画と言えど幼稚に思ってしまって燃えない。

実はこいつが真の物語の黒幕だったみたいなほぼどんでん返しと呼べないどんでん返しが何回もやられるとくどい。
世界を巻き込んだ大きなスケールの戦争を描いていたにも関わらず、実際やってることは木の葉の里の身内同士のしょぼい争いってのも世界観の大きさを感じさせない陳腐さを感じた。
典型的なジャンプ漫画よろしく後半になるにつれてのキャラの戦闘力インフレと後付け設定のオンパレード。中忍試験のロック・リーの「努力の天才」の描写に感情移入してしまい彼と我愛羅の対決が作中ベストバウトだと賞賛せずにはいられなかったからこそ、終盤のアホアホバトルの連続には滅入ってしまった。

水増しした感は否めないが14年以上に渡り描いてきた分厚い物語をちゃんと円満に完結させたのと、上記の4つの章に限れば8、9点を付けても良いので総合的には十分良作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-01-22 19:25:54] [修正:2023-01-22 21:57:34] [このレビューのURL]

7点 osamuさん

あったらいいなが具現化したマンガ!
そういうアカデミーがあったらみんな入ってみたくなる!笑
どの術が一番使いたいか!?みたいなのを話すのもまた楽しみの一つ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-09-30 18:19:59] [修正:2021-11-11 17:13:52] [このレビューのURL]

6点 yumenneさん

この漫画に対しては複雑な心境です。これが自分にとって最初にハマった漫画で子供の頃は幾度となく読み返していたのですが、途中から面白いと感じられなくなり後半の方は読みすらしなくなりました。
自分は大規模なスケールの話が嫌いで多分それが原因ですが、著者自身も意欲、行き先を見失っていたのではないかと思います。(まあ最も大きな原因は年をとったことかもしれませんが)

後半の様子を見ていると何も惹かれるものは残っていないのですが、序盤の内容を思い出すとやはりこの作品はしっかり価値を持っていたと今でも自分は認めたいです。和でも洋でもなく由来の見えない独特のあの街のデザイン、キャラクタのデザインは逆に今となってその独自性に驚かされます。

少年漫画にとって長く続くほど話が大きくなってしまい、著者の最初の意欲も消えてしまうことは宿命だと思うけれど残念。
主人公がダメダメだけど根は真っ直ぐで火影になるという大層な野望を持っている、という設定は面白いけれど、主人公が成功するほどそのギャップの面白みは消えて主人公への親近感もなくなる。
あと話が進むに連れて畏れとか凄みみたいなものがなくなっちゃったな。

自分が一番好きなのは結局最初の桃地と白とかとの話の辺。

まあ長期連載は難しいね。それに実際緩やかに人気は下がっても、続けるだけで継続収入は入ってくるわけだし。編集も引っ張らせるだろうし。それに最初は連載できるかどうか、が勝負だからね。結末を考える余裕なんてないいよね。
はあ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-05-12 14:33:28] [修正:2018-05-12 14:33:28] [このレビューのURL]

8点 勾玉さん

バトルに於いてもシナリオに於いても、
裏の裏をかこうとし過ぎて冗長になっている部分がある、
加えて話の真相を引っ張る癖もある為、これを週間で追うのは正直言って辛い。

しかし完結した今、一気読みするなら話は別、
じれったいなという思いは捨てきれないが
早く先が知りたいという気持ちの方が勝り、止め時を見失う面白さがある。
尚且つ、これだけ長い連載の中でも、話の芯は一本筋が通っており、
完結を見届けた際は清々しい心地にもなった。

忍者という題材をここまで練り込み、独自の世界へと昇華させ、
見事完走した作者を心から称賛したい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-03-07 21:12:09] [修正:2018-03-08 15:29:18] [このレビューのURL]

6点 念仏さん

[ネタバレあり]

途中で付いていけなくなって、完結を機に最後まで読んでの感想。

皆さんが言うように、中だるみし過ぎ、話広げ過ぎ、敵の魅力無さすぎ、サスケがウザ過ぎ・・・その辺は仕方ないのかな。

ネジの件はどうかと思うが、それ以外は非常に少年誌らしい大団円の終わり方で良かったと思う。

息子世代の続編も相当続きそう。

7代目火影になったナルトはとてもカッコいい。




ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-11 15:58:42] [修正:2016-05-11 15:58:42] [このレビューのURL]

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