ノーマーク爆牌党のレビュー
8点 アルゲマイネ原野さん
「天」「天牌」等に並ぶ麻雀漫画の傑作。
最大の特徴として
麻雀における、それぞれの牌の打ち方を通した試合の流れ、いわゆる「闘牌」が
この漫画はとにかく素晴らしい
前半は破天荒な爆岡の活躍をコミカルに描いていますが、後半はいくぶんシリアスに、
努力の鉄壁が天才爆岡に何度も負けながらも諦めずに挑む様を王道ながら丁寧に作っています。
また八崎や茶柱など脇キャラも個性に従った麻雀がどれも生き生きとしています。
最終決戦は一巻以上費やし、何処を切っても見せ場の連続で非常に濃密。
ただあまりに凝りまくった麻雀描写なので爆牌など麻雀慣れていないと打ち手がどう凄いのか
うまく伝わらずやや敷居が高いかも。
また残念なのはこの作品が見切り発車でスタートした(作者談)ため、作品中での爆牌のメカニズムが
完全に説明できなかったことでしょうか。
ただどのシーンも、麻雀漫画のキモと言えるオカルティな要素を多分に含みながら
十二分に説得力があるのであまり気にはならなかったですが。
麻雀好きにはぜひお勧めの作品。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2009-06-19 00:21:03] [修正:2009-06-19 00:21:03] [このレビューのURL]
10点 samsianさん
麻雀漫画といえばこれですね
文句のつけようがないですね、巻数も丁度いい数ですし
片山漫画の中では一番好きです
麻雀が分からない人にはどういう風に感じるんでしょうね、多分大丈夫だと思うんですが
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-31 22:24:01] [修正:2011-04-04 11:22:52] [このレビューのURL]
8点 メカざわさん
麻雀漫画。絵はクセがあるが敬遠するのはもったいない!ジャンルがニッチなだけに読み手を完全に選びますが・・・
はっきりいいます。これ以上の麻雀漫画はありません。元々片山まさゆき先生は本格的な麻雀描写をすることで有名ですが(スーパーヅカンなど)、本作品以上に片山先生の麻雀理論が強く押し出されているのもめずらしいでしょう。麻雀が好きな人、麻雀が強くなりたい人、この本が登竜門です。読めばなんか麻雀が強くなった気がします。
注意事項として初心者は読んではいけません。勝負師伝説哲也で麻雀に興味をもったとか言っている輩は、本作品を読む資格はありません。読んだところで難しすぎて分からないでしょう。また、読んでしまったのはしょうがないですが、実際に麻雀打つ時に、大きく手をあげて叩くように牌を切ってはいけません。数順後に恥をかくのはアナタです。
また、本作品を読むと麻雀が強くなったと錯覚し、麻雀やりたさに雀荘に手を出す人がいますが、十分に注意してください。妄想でサイフの中身を失いたくないでしょう?イタイ目を見るのは私だけで十分ですよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 00:24:49] [修正:2009-08-19 00:24:49] [このレビューのURL]
8点 戦闘員Aさん
麻雀漫画は数あれど個人的には一番の麻雀漫画。話は大きく分けて1〜3巻辺りまでが爆岡、4〜9巻が鉄壁が主人公という感じで分けられる
世間一般にある麻雀漫画の大半は命やお金を賭けて戦うといった感じだがこの漫画は競技麻雀なのでそのようなやり取りはほとんど無く、麻雀の読み合いが肝である。個性的な打ち手達の読み合いは引き込まれる
1〜2巻まではあまり面白くないが3巻からは楽しくなるためそこまでは読んでほしい作品
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-05-12 17:59:23] [修正:2005-05-12 17:59:23] [このレビューのURL]
10点 キングガルフさん
はい、麻雀漫画ナンバーワンはこれです。
誰が強い、だけじゃなく
それぞれが個性や技を駆使して闘う。
そこに素人同然のダイスケが混ざることで
アクセントとなり、ドラマが生まれる。
麻雀自体の手作りや牌の流れ等は、さすが片山先生。
よくこんなの考えたな、と思わせる内容。
最初から最後まで最高の作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-11-12 13:35:05] [修正:2014-11-12 13:35:05] [このレビューのURL]
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