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8点(レビュー数:34人)

作者田村由美

巻数35巻 (完結)

連載誌月刊flowers:2001年~ / 小学館

更新時刻 2010-12-19 06:50:18

あらすじ 人類が滅びた近未来、政府プロジェクトにより冷凍保存されていた若者達が目覚め、次々と押し寄せる絶望と困難に真っ向から挑む

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7SEEDSのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全29 件

9点 森エンテスさん

素晴らしい作品です。

大人数が入り乱れる展開なので、グループごとの物語ではシンプルでしたが、最終局面ではゴチャゴチャとしてしまったのは仕方ないのかもしれません。

本編のみのでの点数を付けるなら最終話が消化不良で7点ですが、後日談の外伝を含めると9点ですね。

これだけ長い物語のエピローグはもっと長くても良いと思ったくらいですし、納得の行く終わり方をしたと思いました。

如何にも少女漫画な絵柄ですけど、男が読んでも素晴らしいと思える作品です。

サバイバルもの・・・というよりは「生き抜く」ことに不安を持っている読者の心に刺さる名作だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-02-26 21:28:47] [修正:2018-02-26 21:28:47] [このレビューのURL]

6点 punpeeさん

地球滅亡ものは個人的に好きなので、大体読みましたが、
メジャー作の「サバイバル」や「ドラゴンヘッド」等よりポップでエンターテイメント性が高い。
そういう漫画だと早い段階で認識しないと、読み手によっては「このテーマを舐めてる」感が拭い去れないかもしれません。

ストーリーは偶然性が強く、ご都合主義ではありますが、一つ一つのエピソードを作る力は持たれていると思います。
キャラクターもしっかりしていると思います。

ただ、少女漫画なので、男性が魅力を感じるかキャラ設定かどうかは、人それぞれかと思います。
少なくとも私は、夏のAチームのキャラクターと、それらのキャラが他のキャラとの関わりでどういった化学反応を起こすかという部分で引き込まれました。
なので、7巻くらいから面白くなり、個人的には少女漫画の中では一番楽しめる作品です。


微妙な点数に落ち着いた理由としては、やはり絵ですかね。
絵の美しさで加点こそあれ、減点はしない主義なんですけど、なんか「手抜き」を感じたり、「雑」なんですよね。
背景のトーンの貼り方や、線の引き方、猛獣等のフォルム、あと手書きの字が平仮名が多く、下手で読みにくい。。。
人間ドラマに力を入れ、そういった細かい描写を曖昧にしてしまっている感を感じます。


最後に、こういった世界滅亡ものは終わらせ方が非常に難しいと思います。
読み手に解釈を任せる様な、スッキリしないパターンになる気もしますが、、、
現在は若干、中弛みも感じますが、終わったら再評価させて頂くつもりです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-03-10 20:42:20] [修正:2016-03-10 20:42:20] [このレビューのURL]

8点 デビルチョコさん

面白い。
物語の設定がかなり練られていると思う。
続きが気になるストーリー構成も見事。

他の方のレビューにもあったが、これはSFサバイバル。
もう一度言いたい。これはSFサバイバル。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-12 20:33:11] [修正:2015-03-15 09:49:06] [このレビューのURL]

10点 さん


『絵が嫌いならばこそ、ぜひ手にとって見て欲しい作品です』

評価:一生手元において置きたい作品の中のひとつ

この作品の最大のポイントは、少女漫画でありながら、グロ描写があることでも、SFであることでも、サバイバルであることでもありません。

群集劇でありながら、ひとりひとりの心理描写を丁寧に描いていることです。

たしかに舞台設定も非常に面白いのですが、読めば読むほど上記のポイントは、キャラクター、心情あるいは信念とでも言うのでしょうか。そういうものを表現するためのツールに思えてきます。

あくまでも一個人の意見ではありますが、それくらい、心理描写=成長=生きるということに重きをおいている作品だと思っていただけると幸いです。
(これは田村由美の他作品も同じかと)

このポイントは群集劇が苦手な人からすれば、視点が定まらず不安定な作品ということになりますが、好きな人からすればたまりません。

正直、田村由美に多大に影響を受けている私でも、絵はあまりうまくないと思います。最初は苦手でした。
けれど途中で絵の上手い下手が気にならなくなりました。
途中でむしろこの絵でなければこれほどの激しい感情を抱くことはないだろうと気が付きました。

この作品は好きになるにしても嫌いになるにしても、普段はそう出てこないような激しい感情を掘り起こしてくれるものです。

もし退屈でたまらないのであれば、この絵に嫌悪感を抱くのならば、ぜひ手にとってみてください。
どんな感想を抱くかはわかりませんが、少なくとも退屈はしないことでしょう。
(おすすめはまとめ読みですが、そこはここにお任せいたします)


※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』の順番で手に取りました。

※間違いなく自分の人生に影響を与えたので点数を変更。
9→10

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-09-27 20:06:04] [修正:2014-10-13 22:39:21] [このレビューのURL]

7点 fooさん

バラサより劣ます。
24巻まで読みました。まず集められた人達がイマイチ選らばれた感が薄い。政府の、日本の存亡をかけたわりに普通の人達。後からバックボーンの話が出るのかもしれませんが、

一人ひとりに知られざる使命、生い立ちがあるのなら納得出来ますが、今のところ全然納得出来ません。

世界観もイマイチわかりません。日数感や距離感がよくわからず、いつも狭いところをウロウロしているように感じます。

24巻にして中盤でしょうか?まだ中盤も行っていない気がしますが。

個人的には花の行動力は見ていて楽しく失敗もしますが魅力的です
鷹弘も愛すべきキャラクターで好きです。
涼はまだまだ出番が少ないですがこれからどんどん活躍して欲しいです

他のキャラクターはイマイチまだ好きになりません。

バサラ以上に人数がいますが、がんばって完結するの楽しみにしてます

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-20 22:49:02] [修正:2013-08-20 22:49:02] [このレビューのURL]

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