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5点(レビュー数:1人)

作者天乃咲哉

原作桜庭一樹 キャラクター原案:武田日向

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊ドラゴンエイジ:2007年~ / 富士見書房

更新時刻 2009-11-25 00:45:34

あらすじ 東洋の某国から西欧の小国・ソヴュールの学園に留学してきた久城一弥。彼はある日、殺人事件に巻き込まれ、犯人扱いをされてしまった!? その殺人事件をきっかけに一弥はある不思議な女の子・ヴィクトリカと出会い…

備考 同名のライトノベルを漫画化した物。

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GOSICKのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 そのばしのぎさん

一言で言うと美少女安楽椅子探偵が主人公の推理劇。
ただ原作時点での問題だと思うが、推理が荒すぎる。

犯行時間、現場にいた久城は金髪の女の子の妄想をしていた。
「君が夢想したのは実際に視野の片隅に金髪の少女がいたからだ。
金髪の少女が犯人だ、探してみたまえ。」(要約)

・・・こういった推理とは言えない暴論エピソードを、一番最初に持ってきたのは間違いではないか。
その後、指に怪我をしているというだけで、転校生を怪しむ久城。
倉庫に閉じ込められていて、外の事を知る筈がないのに「わたしが本物のアブリル・ブラッドリーよ」と読者視点の台詞。
図書館へ来る前の久城の行動を言い当てるヴィクトリカだが、食べかけのパン、結び忘れたネクタイ、読みかけの手紙、などなど必ずポケットから覗いている物的証拠。どうも客観性に欠けている。
序盤にツッコミ所が多いため、推理物として読むべきか、ただの冒険活劇として読むべきなのか悩む所。話も絵も悪くないだけに残念。

ヴィクトリカのキャラクターがローゼンメイデンの真紅とやたらかぶっているが、まぁそこは二の次。
というかそこで売れている気がしないでもない。
ちなみにゴシック様式(Gothic)のゴシックかと思いましたが綴り違い。病欠という意味ですかね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-12 06:30:12] [修正:2011-04-12 06:32:43] [このレビューのURL]


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