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9点(レビュー数:3人)

作者弘兼憲史

巻数24巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1980年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:51

あらすじ 東京都練馬区下赤塚の「あかつか探偵事務所」に所属する探偵・七瀬五郎とその仲間たちが数々の事件に挑むというストーリー。(wikipediaより)

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ハロー張りネズミのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

10点 朔太さん

弘兼憲史氏の原点となる作品であり、同氏の一貫した作風がここで確立されました。
初期作品なので画力やギャグにはある程度目をつぶる必要はありますが、
シナリオ構成力、情感、人間観察力など、ドラマ脚本家としても大成
できただろうと思われます。

追記:改めて全巻を読み返しました。
弘兼氏の最高傑作ではないでしょうか。
初期の十数話は見るべきものはないのですが、或るところからは練に練られた
お話が続きます。
サスペンスとミステリーが基本ですが、ホラーあり、SFあり、世情の裏話ありです。
弘兼氏の評価を高くするのは、人情ものでしょう。
ファイル118 玄待屋の女(映画黄色いハンカチの焼き直しの匂いも強いが?)
ファイル119 夢で逢いましょう
などは弘兼氏の油の乗りきった時期と重なったのか、最高の出来栄えです。

2019年現在70歳になろうかという同氏ですが、彼に替わる次代の作家さんが
見当たらないのは残念です。
不出世の作品でしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-14 10:05:25] [修正:2019-01-22 18:38:39] [このレビューのURL]

9点 王騎さん

まず、主人公の人間の器量が大きくとても考えさせられる。

また、サブキャラのいぶし銀っぷりもいい。

人間の姿が良きも悪きも表れてる作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-26 20:36:39] [修正:2011-01-26 20:36:39] [このレビューのURL]

8点 くっさんさん

これは面白い!
人間の持つ喜怒哀楽の感情に訴えかける素晴らしい作品です。
当初は著者がデビュー時からなのか絵やストーリーもB級作品をぬぐえませんが、中盤から筆力・ストーリー力も格段に上がって行きます。
是非、読んでください。
内容は主人公のいる探偵社に舞い込む依頼を通じた難事件を解決していく、とうものですが数ある探偵漫画でも白眉です。
学生時代に友人が夕食代を削っても古本屋で買ってましたが、それがうなずけるような中毒性のある面白さです。

誰もレビューに書いていないので、寂しくなり書き込みました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-08 12:04:04] [修正:2010-09-08 12:04:04] [このレビューのURL]


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