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6.66点(レビュー数:6人)

作者なかお白亜

巻数6巻 (連載中)

連載誌漫画アクション:2007年~ / 双葉社

更新時刻 2009-11-25 00:46:58

あらすじ 華岡ハナコは大学病院の麻酔科医。世間と隔絶した手術室で、患者の生命活動の一切を手術終了まで絶え間なく管理するという重要な役割を担っている。命の現場で、黙々と己が役割をこなす麻酔科医の実態とは―――?

備考 監修:松本克平(麻酔科医)

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麻酔科医ハナのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

6点 kikiさん

題字通り医療ものでは珍しい麻酔科医の女性が主役の物語。
麻酔科医が存在が地味ながらも大変だとは耳にしたことがありますが、こうやって漫画で分かりやすく絵にしてあることにより(これがまた細かい所まで描写されていてすごい)、より実態が分かって勉強になります。
私も昔全身麻酔で手術したことがありますが、麻酔科医いたのかどうかすら覚えてないので、ほんと影の存在ですよね。いやぁ色々してもらってたのね。

漫画としては元気で真っ直ぐなヒロインなどのキャラや展開などは斬新ではないけど、彼らが抱える様々な問題を面白く描いていると思います。
ただ話が進むにつれ内容も高度になっていき、麻酔シーンに目が滑るようになっていきますが…(私の理解力の問題ですが)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-06-02 14:32:50] [修正:2014-06-02 14:32:50] [このレビューのURL]

6点 朔太さん

当初の過酷なお仕事を自虐的に笑いとばすハナのキャラが
魅力でした。それでもオフには、男漁りもする女医の世界で
良かったのではないですか?

同僚の医局長(とはいえ、大学に戻ればただの准講師)、
トラウマを抱える元凄腕医師、大学からやって来たセカ中の
自意識過剰医師など多彩な脇役も魅力的です。
医療漫画の中では、とてもニッチで、大概の人には新鮮で
ほとんど知識のない分野なので、途中までは引き込まれました。
途中からは、ここまで専門用語を連発して、しかも説明なし
かよ、という不満がたまってきましたね。

巨乳を強調した画風、コメディタッチのドラマと専門用語の
乱発とのバランスの悪さを感じてしまいました。
地味な割に、いかに過酷な仕事かを強調し過ぎていませんかね。
そこが、本作品の売りなんですが、三巻辺りで、
鼻につきだしました。

「3500万円もらってもやりたくない仕事。麻酔科医」の
キャッチコピーは、いかにもキャッチーですね。
そこを言われれば言われるほど、そんなに過酷か?
難しい仕事か?という疑念も湧いて来てしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-08-22 09:09:58] [修正:2021-08-22 09:09:58] [このレビューのURL]

7点 gundam22vさん

麻酔科医という地味なところに焦点を当てながら医療お仕事漫画として十分な水準に達しています。
画力もそれなりで手術や説明が分かりやすい。医療薀蓄も想像以上に過酷な麻酔医という視点から焦点を当てて、豊富で勉強になるところが多いです。女性主人公ですが嫌味がない可愛い性格なので感情移入出来る部分も良いかと。おそらく最初は1巻完結予定だったのか、そこで話は纏まっているところもあるので興味が薄い人もまず1巻だけという読み方も出来ると思います。そこから連載が続いてい上記の良さは出ているのですが、話が暗に傾く比重が多く1巻の方が楽しく読めていたなと。作者自身もあとがきで苦しみを吐露しており、連載ペースがかなり遅くなっているところが気がかりです。連載8年目ですがようやく5巻が来月に出る予定の模様。もう少し過酷でもそれをネタで笑い飛ばすようなところもあった初期の路線に戻って欲しいなと思いつつ、楽しめているのも確かなので風呂敷を畳んで出来るだけ早期かつ綺麗に終わることを期待しています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-31 23:04:58] [修正:2015-01-31 23:04:58] [このレビューのURL]

6点 torinokidさん

題名通り「麻酔科医」のマンガ。
ストーリー展開は王道的。普通に面白いです。

医療関係の業界マンガって看護師系も加えれば
相当な数になると思うんだけど探せばまだ未開発ジャンルがあるんですね。
良い勉強になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-19 18:30:40] [修正:2015-01-19 18:30:40] [このレビューのURL]

8点 フクポルさん

<所持歴:全巻。収集中>

ここ最近、ちょっとひねった?医療系の作品をよく読んでます。
で、前にレビューした「ムショ医」に続いてコレ。
もうタイトルそのまんま、「麻酔科医」のお話です。

1巻帯に
「時にシリアスに、時にコミカルに、すさまじいリアルさで描きます」
という文面がありました。
麻酔科医の知り合いはいませんが、どうやら「本当に物凄くリアル」らしいです。
この前情報を頭に入れて読んでいくと・・・改めて凄い(いろんな意味で)仕事やな、と。
年収3500万でもやりたくない仕事というのもうなずけます。
そんなキッツイ世界を描いてますが、親しみ易い絵柄と時折出てくるコミカルな演出で意外な程読み易い作品になってます。

中身も勿論しっかりしてます。
監修の松本克平氏は麻酔科医であり、その他多数の現役の医師の方々への取材もされているようです。
だからこその「リアル」



作品を読んでそのテーマに惹かれる、例えば「スラダン」読んでバスケやりたくなったり、
「め組の大吾」で消防官の採用試験の倍率が跳ね上がったり、社会に何かしらの影響を与える作品は多数あります。
しかしこの作品で「麻酔科医不足」に歯止めがかかるのか、と言われたら・・・リアルだけになぁ。。。



とは言え、自分の知らない世界を見せてくれる、こういう作品は大好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-30 22:17:46] [修正:2010-02-07 21:22:15] [このレビューのURL]

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