あらすじ 創立60年の伝統を誇る私立誠教学園は、市街地を見下ろすように小高い丘の上に建てられているが、学園の創立以来「旧校舎の幽霊」の話を始めさまざまな怪談や都市伝説が生徒の間で語り継がれて来た。在校生の新谷貞一はある日、現在は既に廃止されたデザインの黒いセーラー服を来た不思議な女生徒に出会う。その女生徒は自分こそが「旧校舎の幽霊」こと夕子であると名乗り、自分の死の真相を解明するため貞一に協力して欲しいと申し出る。夕子に振り回される形で旧校舎を探索させられることになった貞一は地下にある開かずの間で白骨化した夕子の死体を発見する。しかし、夕子は自分の死体を前にしても死因を思い出せず真相解明は振り出しへ戻ることになり、貞一は夕子の死因解明を兼ねて学園内で起きる様々な怪奇現象を解き明かすため怪異調査部を設立する。
備考 スクウェア・エニックス刊『ガンガンパワード』2008年6月号に読み切り「乙女心と夕の空」が掲載された後、12月号に続編「黄昏乙女×アムネジア」を掲載。同誌を継承した『月刊ガンガンJOKER』で2009年5月号(創刊号)より読み切り2作品からそのまま続く形で連載されている。
黄昏乙女×アムネジアのレビュー
6点 p-mcgoohanさん
ノスタルジックな雰囲気と絵柄が合っている。
何よりも幽霊なメインヒロイン・夕子さんの存在が大きい作品、
その彼女に翻弄されつつもラブコメ展開(コメディでないところも含めて)を見せる少年キャラ、
その相性の良さがとても秀逸に描かれている。
それ以外のキャラが空気になっている感は非常に大きい。
むしろこれ以上に、2人メインにしておけばいいと思ったぐらい。
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[投稿:2017-05-13 16:51:08] [修正:2017-05-13 16:51:08] [このレビューのURL]
7点 ぺいぺいさん
高校生の主人公と、成仏せずに学校を徘徊している幽霊のヒロインの恋愛漫画です。
ヒロインが幽霊ということもあってホラー要素もありますが、ギャグシーンも多いので、とても読みやすい作品になっています。
巻数は10巻と少ないですが、登場人物があまり多くないので、一人ひとりのキャラクターが丁寧に描かれています。
作者の画力が高いので、女性キャラがとても魅力的なのも見所のひとつです。
読後感がとてもいい作品なので、純粋な恋愛や可愛い女性キャラを楽しみたい人にお薦めの作品です。
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[投稿:2016-03-18 10:34:01] [修正:2016-03-18 10:34:01] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
最初は、なんだか幽霊とのベタ甘カップルの話かと思いましたが、3巻あたりで転換点が来たかな?ここから怖い話になるかな?と思ったら肩透かしを食わされて、多少成仏への葛藤話が進んだものの、ほぼ変わらずベタ甘カップルよりに話が進んでいます。絵が綺麗でいかにもホラー系の展開を期待してしまうのですが、今のところそっち方面はあまり進んでいません。読みやすいのですが、着地点が難しそうな作品です。したがって今のところ6点としておきますが、今後の展開次第かと思います
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[投稿:2012-04-23 16:19:16] [修正:2012-04-23 16:19:16] [このレビューのURL]
6点 そうすけさん
すごく肉感的な幽霊、夕子さんのお話。どうみても中学生じゃねえぞ!
正直ストーリーは今ひとつで七不思議も結構適当に思える。
が、絵が非常にきれい。普段はかわいく、場面によっては恐ろしく描き分けられている夕子さんの表情は見ていて飽きない。
ただ三巻ラストはほんと怖かった。
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[投稿:2010-01-03 20:47:11] [修正:2011-05-26 04:43:25] [このレビューのURL]