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7.12点(レビュー数:8人)

作者八神健

巻数12巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2000年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:28:59

あらすじ 凪原稔二の幼なじみ、霧里七華は一見普通の女子高生。けど彼女には、誰にも言えない秘密があるんです・・・!ココロやすらぐピュアハートストーリー!

備考 短編集『ななか6/17+』にはパイロット版である読み切りが収録されている。
2003年にテレビ東京系列にてテレビアニメ化されている。

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ななか6/17のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

作画5点
ストーリー前半8点中盤8点後半6点

サンデーでやっていた美鳥の日々を彷彿させる漫画だと思います。
惜しまれるのは12巻を上手く使いきれていない点での終わり方が残念でした。
全体的な話の流れは良いので可能であればサブキャラをもっと生かしつつサンデー、マガジンあたりでリメイクして幼馴染の男の心情を上手く表現した描写が増えればかなりの名作になった作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-13 13:33:39] [修正:2014-05-13 13:33:39] [このレビューのURL]

5点 asd5さん

ライトなロリコン風味漫画装ってますが、中身は青年漫画に近いです。
少なくとも「ココロやすらぐピュアハートストーリー」ではない(笑)
自分を偽り続けて人格が割れてしまった者、報われない恋にハマって自分を押さえつける者、
自分に答えを出せない者、彼らが大人になろうともがきます。
とはいえ、それほど「大人」というテーマが消化されずに終わってしまったのが残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-05-05 18:03:13] [修正:2013-05-05 18:04:08] [このレビューのURL]

ある日突然精神が6歳の子供に戻ってしまった女子高生、七華をめぐるハートフルストーリー。
デフォルメの効いたかわいい絵柄なので選り好みされそうですが
子供に戻った「ななか」の純粋無垢な感じがうまく表現されており
何よりこれが作品の温かな雰囲気作りに大きく貢献しています。

前半は精神が子供に戻った「ななか」と、彼女に振り回される
周囲のドタバタコメディが大部分を占めていますが
後半、話の核心に近づくにつれメインキャラの七華、稔二、雨宮を中心にしながら
徐々に重く、シリアスさが増していきます。
第二部冒頭の展開など最初戸惑いましたが、全体を通してみると
メインテーマである七華の大人としての成長が丁寧に描かれています。

作品の素晴らしいところは、この手のジャンルに必要不可欠な要素である
ストーリー構成と、テンションの強弱が非常にしっかりしている点。
だれず、ぶれず、読み手をどんどん引き込ませてくれます。
地味ながら隠れた名作。


ほら泣け!といわんばかりの感動モノとは一味違った
「心温まる」や「切ない」感情を伝えてくれる作品群って
最近の少年誌ではめっきり減ったなあ…と改めて読み返しながらしみじみ思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-08 01:32:35] [修正:2010-05-08 01:33:12] [このレビューのURL]

8点 kshrtさん

作者買いです。

一見するとありきたりな萌えマンガですがとんでもない。
全体を通してのテーマは「大人になるとは?」。
深く、そして重いです。

ですが下のレビューでも述べている方がいる通り、ほのぼのとした絵柄や作風でさほど重さを感じさせません。
作者の力量でしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-19 22:37:05] [修正:2010-04-19 22:37:05] [このレビューのURL]

6点 とろっちさん

軽ーい普通のラブコメかと思いきや。
深いです。重いです。
描かれているのは、「大人になるとはどういうことか」。
それでも、暖かい絵柄や作風でさほど重さを感じさせないのは、作者の上手いところです。

ラブコメというよりは、兄妹愛、もしくは保護者的な愛でしょうか。
報われない雨宮さんが素敵です。

ちょっと6歳には見えないのが残念なところです。
「ななか8/17」ぐらいだとちょうど良かったかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-03 22:01:58] [修正:2009-12-03 22:01:58] [このレビューのURL]

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