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7点(レビュー数:2人)

作者Ark Performance

巻数20巻 (連載中)

連載誌ヤングキングアワーズ:2009年~ / 少年画報社

更新時刻 2010-06-05 02:04:28

あらすじ 突然、世界各地に「霧の艦隊」と言われる謎の超兵器を搭載した戦艦群が出現。人類はその艦隊になす術無く敗戦し、海上に出る事が出来なくなった……その海戦から17年後、何故か「霧」の潜水艦イ401に乗り込んだ千早群像とその仲間達は、イ401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む……

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蒼き鋼のアルペジオのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

8点 臼井健士さん

近未来の地球。温暖化の影響か世界の低地は海に沈み、それにより各地は現在よりももっと海によって分断されていた。
そんな世界に突如として現れた「霧の艦隊」と呼ばれる超兵器を装備した艦隊。
人類は敗北し完全に制海権を握られてしまう。

だが、それから17年後。世界の海を我が物顔で闊歩する霧の艦隊に敢然と立ち向かう潜水艦が一隻あった。
霧の艦隊を離脱・裏切ったイ401艦である。乗り込むのは5人の日本人クルーと、潜水艦の意思の具現化とも言うべき人体化(メンタルモデル)の
千早であった。イ401艦の戦いは続く・・・・・・。

まず乗っけから「海洋戦記もの」として引き込まれる。思えば地球は「水の惑星」なわけで、舞台設定としては「海」はこれ以上ないほど適しているはずなのに、
何故か採用される作品は少ない現実。まさか近未来の時代設定で見られようとは思わなかった。

戦記ものと書くと堅苦しい、「男ばっかりの世界」と連想する人多数かと思うが、この作品は敵方の戦艦が個々に擬人化した
女性形態を取ることで上手く作品の本来持つであろう「堅苦しさ」を中和。
結果としてファンタジー要素を上手く絡めた「海洋SF戦記」として昇華された。

90年代に放送されたTVアニメ「ふしぎの海のナディア」の海戦に近い雰囲気ではないかなとも思う。
1巻から「専門用語連発」なので、意味が分からない箇所多数かと思うが、雰囲気で押し通す力技。
疑問点は「巻末に付属の用語集」をご参照。
アニメ化も決定したようなのでブレイクする年になるようだ。先んじてイ401艦に乗り込んで日本人6番目のクルーとして戦うのならば今しかあるまい。
ね?そう思うでしょ?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-06-08 10:39:14] [修正:2013-06-08 10:39:14] [このレビューのURL]

6点 Ikutaさん

とにかく燃える!

地球温暖化の影響で海面が20m上昇し、国の在り方に変化が起こっていた近未来。突然世界各地に「霧の艦隊」と言われる謎の超兵器を搭載した戦艦群が出現。人類は、なす術無く敗戦し海上に出る事が出来なくなった……。

その海戦から17年後、何故か「霧」の潜水艦イ-401に乗り込んだ千早群像(ちはやぐんぞう)とその仲間は、イ-401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦艇に立ち向かう……。

「沈黙の艦隊」SF版と言ったところでしょうか。一巻の時点ではなぜ主人公達がイ401を手に入れて操作できるのか、謎の少女イオナは何なのかは開かされてないが、霧の艦隊との海戦が超燃える!心理戦にメカデザイン、造詣、描き込みがむちゃくちゃ【】E!キャラもなかなかで大満足の一巻でした。もっと騒がれていいんではないでしょうか?あえて言うなら主人公の髪形が変orz。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-11 14:09:28] [修正:2010-06-11 14:09:28] [このレビューのURL]


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