ホーム > 不明 > ヤングコミック > ナルミさん愛してる

5点(レビュー数:2人)

作者山川直人

巻数1巻 (完結)

連載誌ヤングコミック:1999年~ / 少年画報社

更新時刻 2010-10-11 16:51:32

あらすじ 独り暮らしのナルミさんと、ぬいぐるみのドミノ。
ふたつの小さな心が出会うのは、なに気ない日常に溢れる、素敵な「なにか」…。

漫画界の吟遊詩人が、ありったけの温かさと切なさをこめた長編連作ロマン。

備考 連載終了後すぐに少年画報社から単行本が発売されたが、売れ行きが悪くすぐに絶版となった。
しかし、2007年に単行本初収録となる諸短篇を併収し「ナルミさん愛してる その他の短篇」としてエンターブレインより再単行本化された。

シェア
Check

ナルミさん愛してるのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 勾玉さん

復刻版にある作者のあとがきの内容が、何とも切実で
低評価を付けることに、いささか気が引けてしまうのですが
正直なところ、淡々としすぎていて退屈に感じてしまいました。

個人的には、もうちょっと笑いの要素なんかがあると良かったかも
ナルミさんも普通の人すぎて、いま一つ魅力に欠ける感じ
切なさの残るラストは良かったんですけど
それに至るまでの日常の描写が心に残らないので、ウーンと言った印象です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-21 17:05:14] [修正:2012-05-21 17:08:24] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

エンターブレイン版を読了。

ナルミさんのぬいぐるみ・ドミノの視点から、彼女の独り暮らしの様子を描いています。

この作品の面白い点は視点はあくまでドミノという部屋にいるぬいぐるみなので、ナルミさんが外出している間に彼女が何をしていたか把握しきれないところです。
それなのに、家に帰って一人になったナルミさんは当然「素」が出るので表情や雰囲気から心情の変化が読み取れるのです。

ドミノはぬいぐるみの身なので当然ナルミさんにはどんな言葉も届きません。
ナルミさんが笑ったり、悩んだりしていたいつの時もそばで見守っていました。
しかし、ドミノの知らぬ所で少しづつナルミさんは変化していきます。。

あぁもうストーリーのほとんどのネタバレになってしまいました(汗
最後はなんとも切ない気持になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-19 00:19:54] [修正:2010-10-19 00:19:54] [このレビューのURL]


ナルミさん愛してると同じ作者の漫画

山川直人の情報をもっと見る

同年代の漫画

ヤングコミックの情報をもっと見る