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8点(レビュー数:1人)

作者なかいま強

巻数1巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1996年~ / 小学館

更新時刻 2010-10-23 22:02:46

あらすじ 呑太は落語でイッてしまう.その兆候が現れたのは2,3歳の頃.落語のセリフがそのときよっぽど耳に残ったらしく,それ以来,自分が落語で人を笑わせることで快感を覚えるようになったのである.そんな呑太にとって落語は大切なものであり,廃らすわけにはいかない.しかし,兄弟子の船勝が日本新人演芸コンク-ルにエントリ-されるが,若い世代の落語に対する眼差しというものはあまりにも哀れなものであった.それでも,呑太は落語を理解してもらうため(というより自分がイくため)に孤軍奮闘,「流し」の落語を始めるのである.果たしてその成果は如何に?

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こんこんちきちのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 スケフサさん

主人公は落語を愛してやまないまだまだ下っ端の落語家。
落語は老若男女に楽しんでもらえるすばらしいモノなのに世間にはわかってもらえない。しかし主人公は世間に伝える為に奮闘する。

そんな漫画なんですが、落語に対する厳しい世間の風、それにおける落語家達の哀愁、主人公の落語に対する愛がとても良く、最後の方では感動する所も。

恐らく打ち切りでしょうが、こんなにいい漫画が打ち切りだなんて信じられません。悲しいです。


後、少しだけ出てくる主人公のおかしな体質がおもしろいですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-23 22:09:47] [修正:2010-10-23 22:09:47] [このレビューのURL]


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