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6.6点(レビュー数:5人)

作者なかいま強

巻数18巻 (完結)

連載誌モーニング:2007年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:42:04

あらすじ 岩手県のとある神社で行われた奉納相撲大会。とてつもなく大きな18歳の少女が屈強な男たちを一発で張り倒し優勝した。彼女の名は秋野おこめ。偶然そのシーンを目撃したボクシングトレーナーの夏木茜はおこめの才能に惚れ込む。そして憧れの茜を目撃したアマチュアボクサーの石松美春は茜に弟子入りを志願する。熱くて笑える漫画を描けば当代随一のなかいま強が、女子ボクシングを題材に女たちの熱いドラマを描き出す!

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ライスショルダーのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

1点 dekasegiさん

[ネタバレあり]

買おうか迷って買わなかった。でもずいぶん調べたので書かせてもらいます。反論あったら聞きたいです。

まず主人公は極度に体に恵まれた女性で、1回目で村の相撲大会の横綱を片手で吹き飛ばし勝ちます(相手は大怪我)。

その後ボクシング初心者が、フェザー級日本8位をスパーリングで腕を叩き折ってKO勝ちします。彼はその後日本チャンピオンにもなれませんが、主人公は最後にヘビー級世界チャンピオンになります。作者の思い遣りのなさが気持ちが悪いレベル。

確かに人間は生まれつき人生が決まっているのかもしれない。でも、努力と根性で未来が切り開けると信じたい。せめてマンガの中ではそう思いたい。普通の体格の男が努力して、7戦7KO勝ちしてきても、生まれつき体格に恵まれた素人女とは全く勝負にもならない。真面目に頑張っている人間にとって惨めすぎ。

世界ヘビー級チャンピオンはもう女の子を怪我させたくないから、と男としか試合をしないと言う。女がマイクタイソンみたいなのしか相手にならないと。それで主人公がそのチャンピオンに勝つ。

1・2の三四郎が好きだったね。バカバカしいけど努力と根性で身体までデカくした。ボコボコにされてもされても立ち上がって行く。このマンガの主人公は第一作目から最強で、根性なんかでは世の中何にも少しも変わらんと教えてくれる。

彼女を好きになる男もいるも、本人は全くその気なしで、普通の人間が普通に思い悩む事から超越し過ぎ。お父さんが悩みの種らしいけど、それでこの不条理が帳消しになるとはとても思えない。。

とにかく気分が悪くなりすぎ。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-24 20:04:33] [修正:2015-02-24 20:04:33] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

この作者の漫画を初めて読みましたが、面白かったですね。
某芸能人を思わせるような、女子ヘビー級ボクシングの話。
ええ?と思ったけど、面白くまとめてあります。

ボクシングって、ともすれば陰惨になってしまいそうだけど、
程よい笑い、主人公や兄妹の無邪気さ、キャラのこゆさで
どんどん読めちゃいます。

世界に出ていくと、どんどん相手が強くなるのか。
格闘系漫画はそれがあまりに非現実的になると面白くなくなる原因になるので、うまくまとめてほしいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-09 18:07:14] [修正:2011-05-09 18:07:14] [このレビューのURL]

7点 torinokidさん

女子ヘビー級ボクシングというチョイ変わり種のテーマながら
見事なほどのなかいまワールド。素直に面白い。
話自体には惹き込まれつつ、そこかしこで笑える。

しっかし、なかいま作品の観客たちはいつも元気だなあ。
コメント(野次?)も相変わらずイカしてます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-04 12:01:49] [修正:2010-12-04 12:01:49] [このレビューのURL]

10点 オカシューさん

最強のボクシング漫画は何だ?と問われた時、迷う人は多かろう。
それ程ボクシング漫画に名作は多い。
そんな数ある名作群の中で私が全てのボクシング漫画の頂点だと思っている(思い込んでいる?)のが本作「ライスショルダー」である。

ショッ、ショルダー!(言いたいだけ)

「ふざけるな!」
「ジョーは、竜児は、元気は、一歩はどーした!?」というブーイングも聞こえてきそうだが(私にとっては)本当なんだからしょーがない。

本作には今までの全ての名作の濃いエキスがぎゅううっ、と詰め込まれている。
ジョーのハングリーさや竜児のミラクルパンチや元気の父への愛、一歩のひたむきさなど無論他にもエトセトラエトセトラ。
読んでビックリ見てビックリ、それ程の作品であるのだ。

ただ現在連載中の作品なら何故もっと話題に上らないのか、それにも実は訳がある。

その訳、それは主人公が「女性」(!)だからである。

ショッ、ショルダー!

「女性ボクシング漫画」これだけで敬遠する人は多いのではないだろうか。
もともと作者のファンの私でさえ本作を読むのをためらっていた。ボクシング漫画そのものが「男」達の熱いドラマを描きすぎてきた為に女主人公にためらいを感じてしまう。

中々偏見を解くのは難しいかもしれないが「食わず嫌い」で名作を見過ごしていたりした事を思い出して欲しい。
「囲碁」が分からなくて「ヒカルの碁」を読んでいなかったとか。
「競艇」に興味が無くて「モンキーターン」を読んでいなかったとか。
「萌え」が嫌いで「よつばと!」を読んでいなかったとか。(これは違うか。)

知識が無くても知らないジャンルだったとしても関係なく面白い!それが名作の掟。

「ジャイキリ」はあるし「神なる社長耕作」はあるし「ムッタ」はあるし「へうげ」もある。
そんな今熱い雑誌モーニングで彼らを喰う魅力がそこには確かに存在する。

ショッ、ショルダー!

「わかった、わかった、一歩を読んでいるから終わったらね。」という人はちょっと待って欲しい。
一歩が世界チャンプになるには200巻はかかる。(俺予想)
そんなには待てない。

本作なら初戦で世界チャンプと戦うよ。(おい。)
2戦目も別ランクの世界チャンプと戦うよ。(おいおいおい。)
ザコは相手にしない。それがショルダー。

今が旬の漫画が通りますよ、皆さん!

そのほか「うっちゃれ五所瓦」等作者なかいま先生ファンの方々ももちろん十二分に楽しませる作品にも仕上がっている本作。
もう立ち読みでもいいから。

読め。

ショッ、ショルダー!!







ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-01 00:59:59] [修正:2010-07-01 01:20:37] [このレビューのURL]

8点 u39さん

面白い。
なかいま色がうまく出ている。
ただ、おこめの豪快さだけで今後の試合を引っ張っていくのは
苦しいかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-25 09:09:53] [修正:2009-04-25 09:09:53] [このレビューのURL]

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