あらすじ 日本のどこかの道ばたにロシアンブルーがすてられていました。(誰かボクをひろってくれニャいかニャあ……)。出会いをまちわびるうち、冬がきて春がきて、捨て猫は三びきにふえていました。だれも彼らをひろってくれません。小さな命のともしびはこのままきえてしまうのか。ところが神様は猫たちを決してみすてませんでした。猫耳の帽子をかぶった無気力で無表情でブラブラしている若者が、アパートでは猫を飼ってはいけないきまりなのに、三びきの新しい同居人、あるいはお父さんとなったのです。若者の名前は却津山春雄(きゃっつやまはるお)、通称・キャッツ。猫たちの名前はそれぞれ劉備・関羽・張飛でしたが、キャッツはとてもものぐさなので、三びき全員関羽と名のることになりました。説明がちょっとながくなってしまったけれど、捨て猫たちと若者の熱い友情がきっとみなさんの胸をうつことでしょう。ご家族そろってどうぞ『クレムリン』を応援してください。
クレムリンのレビュー
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