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7.33点(レビュー数:12人)

作者堀尾省太

巻数8巻 (完結)

連載誌モーニング・ツー:2008年~ / 講談社

更新時刻 2010-11-28 20:14:38

あらすじ 世界は止まった。永遠の6時59分が始まる。 謎の宗教団体・真純実愛会にさらわれた家族を救うため、樹里たちは祖父がひた隠しにしてきた術を使い森羅万象が止まった世界「止界」に飛び込む。だが、誘拐犯たちのアジトに乗り込んだ樹里たちは、自分たちと同じく、止界の中で動ける者たちに遭遇する。異形のモノが跋扈する世界を抜けて、元の日常に戻れるのか?

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刻刻―KOKKOKUのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全12 件

8点 二軍Tシャツさん

物語への引き込み方が最高でした。
そこからはもう一気。
不気味とコミカル、ミステリーやバトルが気持ち良く混ざりあった超良作。

時間をテーマにした作品は読者側からするとどうもパラドックス的な問題であったり、その何でもあり感に多少の不満を抱いてしまいがちですが、この作品に限ってそんなことはありませんでした。
特殊な空間で「何が可能なのか」「その結論に至る理由は何か」という項目まで緻密に計算されております。

物語半ばから能力バトル化してしまったこと、及び最後の最後で肩透かし食らったような感じが少し残念ではありますが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-12-10 20:51:26] [修正:2015-12-31 18:43:56] [このレビューのURL]

9点 デビルチョコさん

非常に面白かった。
非現実的な事を上手く描いていて、ストーリーに入り込みやすかった。
著者の技量に驚いた。心理描写も丁寧。

途中のシーンを減らし、
後半に主人公の葛藤をもっと描いていていれば、
作品として更に重みが出たと思う。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-02-13 13:44:52] [修正:2015-03-15 12:55:28] [このレビューのURL]

8点 gundam22vさん

「寄生獣」と設定は違いますが、雰囲気が似ていて画力の点ではこちらが上だと思います。狭い人間関係の割に駆け引きがあり先が読めない展開、竹を割った感がある(粘着質ではない)が本質を抉る心理描写などにもその辺を感じます。さりげないギャグ描写も意外に笑えました。主人公側よりも悪役の佐河に独特の魅力があったと思います。ややラストに唐突感がありましたが上手く畳んだ方ではあったかと。無料で現在配信されている「刻々300日後」という後日談を読めばその唐突感があった人物についても多少掘り下げるフォローもされています。まあ全体として止まった世界での限られた少人数の争いという地味めな作品であることは否定しませんが、近年の秀作であることは間違いないです。作者にかなりのセンスを感じたので次回作も期待します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-27 01:59:23] [修正:2015-02-27 01:59:23] [このレビューのURL]

7点 そうすけさん

一応完結まで読んだ。
最終巻途中まで楽しく読めてたんだけど
しかし唐突というか、ちょっと最後のあれは都合良すぎやしないか、というか
しかし出すならあのタイミングでしか出せないキャラクタだったというか

もうちょっと後日談が見たかった。
全体としては楽しめたように思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-01-08 22:04:13] [修正:2015-01-08 22:05:38] [このレビューのURL]

7点 asd5さん

また新たに漫画力高い漫画家さんが現れました!
一見ものすごく普通な人々をこれだけ動かすのは非凡な才を感じさせます。
そういう意味では岩明均(寄生獣やヒストリエ等)と近いものがあるか。
次回作の更なる飛躍が楽しみです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-12-31 16:30:49] [修正:2014-12-31 16:31:37] [このレビューのURL]

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