マトゥルスの血族のレビュー
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7点 ITSUKIさん
一昔前のファンタジーといえばこんな感じのが沢山あったなぁという作品の一つ。
スレイヤーズとかバスタードとかドラゴンクエストとかそういった感じの世界観を流れを汲んでいます。
ストーリーはギャグ要素の少ない、超正統派ファンタジー。
画力は高いですが流血やグロテスクな感じも割とあり。
主人公・カイは妹の病気を治す為に万病に効く「マトゥルスの生き血」を求めて旅に出、その途中でソフィアーネという少女と出会う事から物語が動き出します。
話が進むにつれ「マトゥルス」とは何なのかという事をはじめとした「実は○○は○○だった」という展開のオンパレード。
設定がバンバン変わってしまうので終盤は多少混乱しながら読んでました。
なんとか整合性のつくようにまとまってはいるのですけどね。
あと主人公カイの外道っぷりは最近には見かけないタイプだったので新鮮でした。
こんな殺気だった主人公珍しいです。
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[投稿:2011-03-09 22:35:48] [修正:2011-03-09 22:35:48] [このレビューのURL]