あらすじ 舞台は明治の終わり頃の京都。ある古道具屋のゆめじいは京都イチの目利きといわれ... 続きを表示>>
明治骨董奇譚ゆめじいのレビュー
点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件
4点 kikiさん
人物画はデフォルメされた絵なんだけど、明治時代の不思議な話という
雰囲気に上手く仕上げていると思います。
一話完結者で、骨董にまつわって妖怪がでてきたり、ちょっといい
人情話がでてきたりします。
主人公のゆめじいさんがただのいい人ではなく、ちゃんとがめつい
所もあるのもいいです。
一話一話密度がそれなりにあって話もよく作ってあるなぁとは
思うのですが、何故か物語りにグッと引き込むものがなかったです。
一巻読むのに何日もかけてしまいました。
少し謎解きものでもあるのですが、妖怪が絡んでいることが多いので
西岸良平先生の「鎌倉物語」に似ているかも。
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[投稿:2012-06-11 00:56:10] [修正:2012-06-11 00:56:10] [このレビューのURL]