ホーム > 少年漫画 > 週刊少年チャンピオン > 名探偵マーニー

4.66点(レビュー数:3人)

作者木々津克久

巻数11巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2012年~ / 秋田書店

更新時刻 2012-12-31 23:40:31

あらすじ ボサボサ頭の女子高生マーニー。父の探偵事務所を手伝いながら、学校や友人の事件を鮮やかに解決していく!!

備考

シェア
Check

名探偵マーニーのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 gundam22vさん

頭モジャ女子高生(このモジャは強いて必要な設定だったのか。癖ある絵だが可愛いルックスが描ける作者なのに、人気的にこれでさらに狭めてしまった感じ)の探偵漫画。本当に一話完結物語をほぼ徹底しながら、週刊連載で日常の謎から警察と協力するような事件、感動からブラックな話まで様々な話を提供したのは大したものだと思います。隠れた名作と考える「フランケンふらん」の作者だけに独特の上手さがある作品です。他の探偵漫画と違い現実的な調査に重点を置いて、最近の作品らしくネットやSNSをフル活用しているところが特徴がありました(金田一、コナン的な正統派作品風探偵キャラを皮肉る話がそれを示唆している。この話は特に印象に残った)。欠点としては強引に一話に押し込んでしまった感じの説明的な感の話も散見すること、大筋としての宿敵メカニック事件があまり盛り上がらず駆け足で終わったところです。全体としては様々な面白いネタを扱う一話完結良作だったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-26 03:12:22] [修正:2016-03-26 03:12:22] [このレビューのURL]

2点 Scroogeさん

女子高生探偵マーニーが事件を解決する。以上。
ちょっとした事件や困りごとにマーニーが巻き込まれて、
その真相は人間の心の闇ややっかいな性分であった、という話の繰り返し。

娯楽としての物語形式に敬意を払っておらず、女子高生も探偵もさほど意味が無い。
淡々と自分の考えたキャラクターが動くままに話を重ねており、
読者の感情移入を誘う工夫がない。

人間には人目に触れさせたくない心の領域があり、
それが何かの事情で顕になって事件が起きる、というのはよくわかるが、
たとえて言えば、エビって背中から見るとカッコイイけどお腹側は気持ち悪いよね、程度の話でしかない。

暖かい絵柄とちょっと気持ち悪い話の融合が作者の芸風だと思うが、
もうちょっと掘り下げてほしいと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-22 00:50:51] [修正:2013-11-22 00:50:51] [このレビューのURL]

女子高生マーニーが繰り広げるショートストーリー型の探偵物語。
身の回りで起きる小さな事件や悩み事を解決するのがメインであり、
先に前作の「ふらん」を読んでいるとどうしても比較しちゃって
インパクトに欠ける印象をもたれるかもしれません。
それでも毎週毎週捻りの利いた話を作る木々津先生の力量に感心させられます。
飄々としたマーニーのキャラクターもなかなか魅力的。
欲を言えば話の描ききれない部分が補完ができる程度
もう少しページ数を増やしてもらえればありがたいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-01-20 01:20:38] [修正:2013-01-20 01:20:57] [このレビューのURL]


名探偵マーニーと同じ作者の漫画

木々津克久の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年チャンピオンの情報をもっと見る