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4.5点(レビュー数:2人)

作者飛永宏之

原作神保裕一

巻数3巻 (完結)

連載誌月刊少年マガジン:2000年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:31:20

あらすじ 奥遠和にある日本最大のダム、そこで運転員として働いている富樫は、親友の吉岡と共に2人の遭難者を救助に行くが、厳しい天候の中、吉岡が脚を負傷してしまう。富樫は応援を呼びに一人でダムに向かうが、ホワイトアウトに遭遇。身動きが取れなくなり、助けが遅れたために吉岡は命を落としてしまう。三ヶ月が経ち、富樫は傷心の中でダムの運転員を続けていたが、そこにテロリストが襲来、ダムは占拠されてしまう。唯一逃げ延びた富樫だったが、撃たれた上司から人質の中に吉岡の婚約者だった平井千晶が居る事を知る。吉岡への償いのため、富樫は一人戦う決意を固める。

備考 同名の小説を漫画化した物。
単行本はKCDXから発売。

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ホワイトアウトのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

5点 水鏡さん

[ネタバレあり]

原作の小説は非常に面白かったです。映画版もそこそこ好き。
この漫画も原作にこそ劣りますが、漫画としての良さを出すよう原作をアレンジしており、
小説原作で全三巻という割にはうまくまとまっていると思いました。
月刊少年マガジン連載だからしょうがないのか、「あまりに少年誌的すぎる」描写と展開は少々鼻に付きました。
中巻の大白ダムでのターザンジャンプはいくらなんでも無いだろうと感じました。

原作と比較しすぎるのもアレなんですが、気になった点としては
・原作で描写される「痛々しいまでの寒さ」の表現が甘い。
 もっと雪山を歩く過程で自然の厳しさ、どんどん体温が奪われる恐怖を描いて欲しかったです。
・富樫妄想しすぎ。吉岡に執着するのはいいんですが、
 守護霊であるかのように夢想したり縋ったりするのはどうかと思います。
 一度や二度ならともかく、事あるごとに「吉岡……」って。

原作を読んでいなくても楽しめる出来だとは思います。というか読んでないほうがいいかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-07-04 20:44:56] [修正:2006-07-04 20:44:56] [このレビューのURL]

面白さの対比=漫画<映画<小説

織田裕二フリークの私としてはあまり世間で評判の良くない
映画版もそれなりに面白かったですが、
そのあと原作の小説を読んだら断然小説の方が面白く、
そのあと漫画読んだら途中で読むのをやめました。
小説読むよりも映画観るよりも先に漫画読んでたらまだ読めたのになぁ。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 150円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-11 16:29:11] [修正:2006-04-11 16:29:11] [このレビューのURL]


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