I”s <アイズ>のレビュー
7点 左手さん
「少年漫画的恋愛漫画」
王道恋愛漫画とはなにか!自分だけでなく、恋人の夢までも叶えようとする献身さである。ただ相手のことが好きなだけでは、両者の気持ちの問題なだけで、恋人同士になったあとの自分もしくは相手がどうなりたいのか、が究極の問題である。例を挙げるとご近所物語を始め、様々な少女漫画に見られる。
しかし、それらの例は少女漫画であり、I"sは全てが一貴の一人称で語られる少年漫画である。特に夢のない一貴と芸能界で活躍をする夢を追う伊織との差が注目すべき点である。自分の思いと逆行したり、伊織の夢を応援するために嘘を付き、自ら別れを告げたり、相手を想うことと相手の夢を応援することの狭間で葛藤する一貴に共感せざるを得ない。
最後の「夢つかんだね」の台詞がこの漫画の全てを表しているといえる。絵の上手さは言うまでもなく、葛藤の描き方がすばらしい。
青春を過ぎた人もまだの人も相手のことを想う気持ちは普遍のものです。一番好きなキャラはいつきちゃんで、オススメです!
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[投稿:2011-04-11 00:11:30] [修正:2011-04-11 00:11:57] [このレビューのURL]
7点 イカ墨さん
画力においてはこのひとにかなう人は非常に少ないと思います。アイズはキャラもかわいく話もなかなかでよかったです
でも個人的に桂先生の作品なら電影少女のほうがすきです
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[投稿:2009-08-23 14:46:15] [修正:2009-08-23 14:46:15] [このレビューのURL]
7点 swallowさん
最初はただのエロ漫画かと思って読んでいたが、全然違いました
最後は感動したし、恋愛漫画としてはかなり面白い方だと思います
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[投稿:2007-05-13 17:04:50] [修正:2007-05-13 17:04:50] [このレビューのURL]
7点 リヴィエラさん
最近の恋愛物・ラブコメに多いキャラ立てされたキャラクター(眼鏡っ子やツンデレなど)がいなく、
かつ実在する場所を広告や看板まで正確に表現することで登場人物が現実で生活しているのではないかと思わせるほどリアリティーがある。
そして物語はいつも一貴視点で書かれていて読む方も書かれていないところを想像する楽しみがあるのもいい。
たまに書かれている「あいつは演劇部だぜ」ってセリフを考えながら読むと葦月は計算高い女性なのかもとか
とりあえずキャラで萌えたい人にはお勧めできないが、じっくり読んで味わうタイプの人にはお勧めしたい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-04-07 21:57:18] [修正:2007-04-07 21:57:18] [このレビューのURL]