「hs19500814」さんのページ
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9点 フィフティーン・ラブ
自分が知る,テニスを題材にした漫画の中では一番面白いと思える作品。
ド素人だが実は才能を秘めていた高校生がテニスに目覚め,単身海外に飛び出し・・・・と,ここまでは,やや展開が強引なのと,作者の絵柄の稚拙さが感じられはしますが。。。。。
多くのライバルとの出会いや挫折,葛藤などの人間ドラマも見物ですね。
少年漫画にありがちな,敵キャラの強さインフレは無いし,某“王子様”や“ボールはともだち”な漫画の様な必殺技も無い,リアリティを感じる漫画作品ですね。
とくに,終盤での試合描写は,まさに手に汗握る演出で,テニスというスポーツのスピード感が旨く表現されています。
塀内さんの,現在の画力でこの作品が読めれば・・・・10点をつけたいところですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-10-15 17:45:40] [修正:2009-10-15 17:45:40] [このレビューのURL]
9点 ラフ
個人的な評価では,『タッチ』と同率であだち充の最高傑作に挙げられます。
野球以外のあだち作品は,知名度的にはそんなに高くないのでしょうが・・・・。
前半の,一見ダラダラとした展開も,クライマックスへ向けての複線と受け取れます。
中盤のスポ根的な展開で,程よく二人の距離が縮まり“次はどうなるの?”と,読書欲をあおります。
後半は,あだち作品には珍しく,一転シリアスな展開で・・・・(“暗い”という意見もあるようですが)(週間連載だとやきもきしてしまいそうですが)コミックスだと一気に読めます。
そして,ラストシーン・・・賛否は分かれるようですが,大好きです。
何より,『H2』のように無駄に長くなく,物語としてすっきりとまとまっているのがよいですね。
※映画は・・・・長澤まさみはともかく,もこみち が許せなかった。。。、。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-15 13:10:09] [修正:2009-10-15 13:10:09] [このレビューのURL]
9点 俺たちのフィールド
面白い!
とても面白い漫画作品です。
現実のサッカーと比較すると(戦術面、ルール面)確かに多少矛盾はありますが、、、、、。
物語としては最高のエンターテイメントがある漫画だと思います。
現在の日本サッカー界のように、「ワールドカップ、行けなきゃがっかり」的な風潮など全くなく、日本がまだワールドカップに出たことのない時代の話。かのう監督の「フランスに行けずに2002年のワールドカップ(自国開催なので自動的に出場)で初出場ということになったら、日本はワールドカップを金で買ったと言われる」と涙ながらに語っていた台詞は、当時のサッカー界を知る人なら、涙無しでは読めないでしょう。最終予選の行き詰まる闘いは、本当の本当にドキドキしながら読みました。
イラン戦だったかな?選手も会場も皆があきらめていた中で愛子だけが「だいじょうぶ」と叫ぶシーンは、思い出しただけでも泣けてくる・・・・・。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-04-03 17:25:01] [修正:2009-04-03 17:25:01] [このレビューのURL]