「roi」さんのページ

総レビュー数: 34レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年05月17日

橋田壽賀子並みに台詞が長い漫画。「それは言わない約束」なんでしょうが、何ゆえあんな瀕死状態の人間がああも饒舌に喋っていられるのか。「もう死んだかな?」と思ってページをめくってみると、まだ喋っているときには心底げんなりしました。登場人物の心情を台詞でしか表現できない、ってのは漫画としてはあまりいただけません。特にこの手の漫画は。
とにかく登場人物が喋りまくる所為で流れるはずの涙も目蓋の奥に逆戻り。

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[投稿:2005-09-13 14:13:46] [修正:2006-03-18 16:47:50] [このレビューのURL]

7点 D.Gray-man

掲載誌が少年ジャンプという理由で全否定の対象とされている少々かわいそうな漫画。まあ確かに多分に女性読者層を意識した絵柄ではありますが、内容はむしろ少年漫画の王道を突き進んでおり、けっこう熱いものがあります。傑作・名作とはとても言えないけどそれなりに面白い展開が続いてるし、絵はやや見づらいものの丁寧に描き込まれており、世界観や設定も練られていて・・・てなことはどうでもよくてとりあえずリナリーの美脚だけでも一見の価値あり。

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[投稿:2006-03-18 16:29:18] [修正:2006-03-18 16:29:18] [このレビューのURL]

近頃は“日常”をテーマにした漫画が人気があるようですが、THE・日常、キング・オブ・日常と言えばこの漫画以外に考えられない。読売とってる家庭にとっちゃ、この漫画を読むことじたいが日常になっているんじゃないでしょうか(うちはとってないけど)。まさに一日一笑。
4コマ漫画のお手本のような構成であり、他の追随を許さない圧倒的な完成度。他の4コマと比べても頭1つ2つは飛びぬけた作品だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-03-18 14:32:31] [修正:2006-03-18 14:32:31] [このレビューのURL]

ちょっとした毒っ気はあるものの、“悪意”というものが存在しない世界がとても心地良い作品。これほどキレイキレイな世界はせちがらい現実を生きてる者にとっちゃ、嘘臭く見えたり嫌味ったらしく見えたりするものですが、そんなことはまったく感じさせません。
健全な親子関係、垣根の存在しない隣人、些細なことでもなんでも事件にしてしまう主人公。まるでアニメ版サザエさんのようです。

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[投稿:2006-03-18 14:32:28] [修正:2006-03-18 14:32:28] [このレビューのURL]

つまりは宮崎版新約聖書ってとこでしょうか。
連載誌が世間一般的にはマイナーなアニメ情報誌、ジブリ映画制作のたびに長期休載、ようやく出た単行本はやたらとでかくて本屋でも置く場所に困って本棚の片隅に並べられてしまうようなワイド版。
いろいろな条件が重なって、序章に過ぎない映画版よりも知名度が低いのがひじょーに残念。

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[投稿:2006-03-18 14:32:22] [修正:2006-03-18 14:32:22] [このレビューのURL]