「roi」さんのページ

総レビュー数: 34レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年05月17日

近頃は“日常”をテーマにした漫画が人気があるようですが、THE・日常、キング・オブ・日常と言えばこの漫画以外に考えられない。読売とってる家庭にとっちゃ、この漫画を読むことじたいが日常になっているんじゃないでしょうか(うちはとってないけど)。まさに一日一笑。
4コマ漫画のお手本のような構成であり、他の追随を許さない圧倒的な完成度。他の4コマと比べても頭1つ2つは飛びぬけた作品だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-03-18 14:32:31] [修正:2006-03-18 14:32:31] [このレビューのURL]

つまりは宮崎版新約聖書ってとこでしょうか。
連載誌が世間一般的にはマイナーなアニメ情報誌、ジブリ映画制作のたびに長期休載、ようやく出た単行本はやたらとでかくて本屋でも置く場所に困って本棚の片隅に並べられてしまうようなワイド版。
いろいろな条件が重なって、序章に過ぎない映画版よりも知名度が低いのがひじょーに残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-18 14:32:22] [修正:2006-03-18 14:32:22] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

90年代に中高生時代を過ごした人間にとってはまさに青春のバイブル的作品。マイケル・ジョーダン全盛期と相まって日本にバスケブームを巻き起こし、幽遊白書と連載期が重なったおかげで週刊ジャンプの女性読者層を格段に増やし、ついでに各地でバッシュ盗難騒動を起こしたりとまあ、とにかくその爆発的人気ぶりは社会現象にまでなりました。
主人公の桜木が次第にバスケにのめり込んでいくのと同様に、作品それじたいもまるでのめり込んでいくように、バスケ以外のことはどんどん削り取っていき、最後には科白や効果音まで捨てちゃいましたが、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”とはまさにこのこと。山王戦、ラスト数十秒のシーンはスポーツ本来の、剥き出しの面白さが圧倒的迫力で伝わってきます。(この点、最近ますます演出過多になっていくスポーツ中継番組にも見習ってほしいです!)
60〜70年代には『巨人の星』や『あしたのジョー』などの劇画調スポ根漫画の良作が溢れ、80年代にはキャプテン翼が日本サッカーの隆盛を促し、90年代にはこの作品がスポーツ漫画を牽引していましたが、2000年代も少年たちの心を熱く躍らせる作品が早く出てきてほしいものです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-19 18:11:43] [修正:2005-12-19 18:11:43] [このレビューのURL]