「ひいろ」さんのページ

総レビュー数: 8レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年11月24日

当時は絵柄が好みなのと惰性とで何となく毎週読んではいたけど、ストーリーの出来はお世辞にも良いとは言いがたい。
人間関係は本当に単純な三角関係だけ、超能力という要素が生かしきれておらず、設定に矛盾も多々ある。
読んでいてやたら違和感を感じる作品である。

個人的には4点くらいでもいいかな、とは思うのだけど…

この作品をリスペクトした漫画を描いている漫画家さんが多少なりとも存在しているあたり、それなりに漫画界に影響を与えた作品であることは確かなんだろうと思う。

また、ヒロイン以外にかわいい女の子を何人も登場させ(主人公の妹とか)、それぞれの女の子のキャラクターをサブストーリー的に描くという手法は、ひょっとしたらこの作品が開拓あるいは確立したのかも知れない。

作品としての完成度はともかく、その辺の影響度を考慮して点数をつけてみた。

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[投稿:2009-11-22 09:55:17] [修正:2011-01-28 20:56:25] [このレビューのURL]

一応、常春の国マリネラを舞台とした基本ストーリーはあるが、全体を通じてみると、パタリロとそれを取り巻くキャラクター達を使って描きたいことを描きたいように描いている、そんな感じの作品。

時代劇になることもあるし、魔界の話になることもある。
ギャグに終始することもあれば、感動的な話になったり、サスペンスっぽい展開になったりもする。
何でもありだ。

どんなジャンルの作品かと問われても答えられない。
それほどバラエティに富んだストーリーが繰り出されている。

少し読んで自分には合わないと思った人も、できれば毛嫌いせず、他の巻も読んでみて欲しい。
あぁ、こんな話もあるのかと見直すことも多々あるのではないかと思う。

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[投稿:2009-11-22 21:25:23] [修正:2011-01-28 20:51:51] [このレビューのURL]