「えりくら」さんのページ
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6点 史上最強の弟子 ケンイチ
燃え、萌え、エロ、燃え、エロ、萌え、と現代の少年漫画の王道を突っ走る格闘漫画。
おっぱい星人にはたまらない女性陣ですが、貧乳の人の出番が少ないのが残念といえば残念。そう残念でもないけど。乳首券の使い過ぎには注意!
ケンイチが強くなっていくことにカタルシスを得られる、難しいことは考えずに楽しめる漫画です。燃エロ!
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[投稿:2010-06-30 02:10:05] [修正:2010-06-30 02:10:05] [このレビューのURL]
5点 俺たちのフィールド
まだ日本サッカー界にとってW杯に行くことが“夢”だった時代のサッカー漫画。
正直言って試合の描写には苦笑が漏れてしまうような展開もなくはないし、話の展開が読めすぎて退屈だという難点もあるにはあるが、あの時代のW杯予選の空気というか、緊迫感の描写には目を見張るものがある。
予選真っ最中だというのにチームの雰囲気は最悪で、伊武剣輔(当時の三浦和義のような存在?)が言い放った「負けっちまうぜ」という言葉に和也がブチ切れ、一人になった伊武が呆然とするシーンは記憶に残っている。
ともかく、W杯予選編の緊迫感は白眉なので、興味のある人はその部分だけでも読んでおいて損はないと思う。
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[投稿:2010-06-30 01:59:16] [修正:2010-06-30 01:59:16] [このレビューのURL]
8点 銀と金
ギャンブルあり、名言ありの福本漫画の真骨頂。
ただし、一つ一つの勝負の結末にある爽快感は、他の福本漫画と比べると少ないかもしれない。そこがカイジ、アカギ、天なんかと比べた時に最も異なる点で、この荒唐無稽な漫画にある種のリアリティを与えている要因でもあるのだけれど。
終盤、主人公の一人である森田鉄雄は神威編を最後に引退をしてしまう。おぞましい人間への嫌悪感や、染まってしまうことへの恐れ。
それは勝ち続けること、勝ちを積もらせ続けることに対して作者が抱いた疑念の表れのように思える。
ラストシーンで銀王こと平井銀二はこんな意味のことを言っている。
敗れは近い……おそらく次か、その次か……
しかし、勝ち逃げだけは許されない……それだけはしちゃいけない。
ならば、勝ち続ける……灰になるまで……
もしも自分が志半ばで倒れた時、自分の代わりに目指した道を行き果たしてくれる。それほどの存在を失った銀二はまるで抜け殻のように見える。亡霊となって勝ち続ける銀二にはただ勝ちが積もり続ける虚無が残るばかりである。
あまり評判の良くないラストだが、個人的には味わい深いラストだった思う。
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[投稿:2010-06-30 01:33:14] [修正:2010-06-30 01:36:06] [このレビューのURL]