「グレッチェン」さんのページ
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9点 新世紀エヴァンゲリオン
漫画版新世紀エヴァンゲリオン
この漫画はアニメ版より
かなり心理描写に行動に
心理背景が細かく
まるで刃物が尖っているような
感覚に読んだ後に陥る
この漫画にひかれた点は
ゲンドウの言動である
母親の愛情をもらう
実の息子が憎い
というのは
とても迷言であり名言であると思う
まさにエディプスコンプレっクス?
さらに
自分が神になりたいという
ゲンドウの発言は
自己の欲求を切り詰めると
自分=神(絶対的存在になる)
と誰の中にでもあるかもしれない
エゴの心理を分かりやすく主張している。
これはエヴァンゲリオンが描きたいことの
根幹の大部分を占めているのではないだろうか?
旧劇場版だと
シンジを傷つけ嫌われるのが
怖く何も出来なかったゲンドウ
それが漫画版は上に記述したように
大きな変化があった。
そのため人間の醜さを
さらに鋭く表現していると感じた
それが漫画版エヴァの魅力
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-23 01:48:19] [修正:2011-04-23 01:51:41] [このレビューのURL]
8点 蟲師
この作品は日本の
アニミズムを表現した作品で
あると思う。
蟲という概念は
とても日本人らしい
内容は人と蟲が織り成す
日常であるが
それがひとつひとつ
昔話を聞いた後の
ようなノスタルジックな
気分へとつながる
千と千尋の神隠しでの
アニミズムとは
また少し違う。
(千と千尋の舞台は
日常ではなく湯屋である点など)
日常生活に
とけこんだアニミズムを
堪能することができるのが
蟲師ではないだろうか
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-04-23 01:21:19] [修正:2011-04-23 01:23:15] [このレビューのURL]
5点 最終兵器彼女
高校生の時に初めて最終兵器彼女を
読んだためか強く印象に残っていた。
この作品は世界系と言われているが
なるほどなと思う。最後に人類は滅び
シュウジとチセの二人?が
生き残って終わるまさに世界系。
他の人の言葉を貸ると
それは恋愛の排他性と残酷さを
表現しているらしい
最終兵器彼女は
そのため諸々の設定ではなく
あくまでシュウジとチセ二人の恋愛を
中心にしたため、戦争の背景とか
あまり詳しく描写されないんだとか
最終兵器彼女は
恋をするということは、ある意味遺伝子を
残したい思うとても本能的で動物的なもので
あることを表現している。
(やたらに性的なシーンがあることから
そう推測してみた。もしかしたらそうじゃなく
サービスな可能性や偏見な意味ではないが作者の性癖
も関係している可能性も無論ある)
つまり最終兵器彼女は究極な恋愛の本質を
表現した一つの異色な作品なのだと思う
だからこの作品を読んでいて気持ち悪くも
快感にも感じられる
だからこそ面白く感じる人にはとことんはまり
はまらない人はまったくはまらない作品となった
そんな問題作
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-20 22:23:48] [修正:2011-04-20 22:27:18] [このレビューのURL]