「cheB」さんのページ

総レビュー数: 18レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年11月24日

安野さんの作品に出てくる女性の性格はかなりリアルなので、
これは男性が読んでるとムカつく部分が多そうですが、
自分は女なので素直に単純に楽しめました。

○姉妹をモデルにしたと思われる美人姉妹始め、出てくる女性は
わがまま美人だらけ、唯一普通の顔の女子とされる長沢ちゃんの性格も
やたらリアルな描写でなかなか性格のよい女子が出てこないのですが、
対して、主人公のコマツやその友人の不細工は「そんな奴いるかよ」
という現実感のなさ。
ありえないほどボーっとしているし空気も読めないコマツ。
でもそんなコマツが「リア充の中のリア充」な高校の
ヒエラルキーのトップの女の子と付き合いだして
からの心理描写は見事。そりゃああなっちゃうだろうなぁ・・・と。

男性が読むと辛そうだけど、リアル女性の心理を研究するには
よさそうな漫画です。現実は女性の心の中は更にわがままでひどいけど、
「BOYS B・・・」等の青年漫画に出てくる女の子に対して「こんな女いねーよ!」と叫ぶ
女性心を晴らしてくれる感じですかね。
青年誌でこれを連載していた安野先生の反骨心を買いたいです。



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[投稿:2011-11-28 19:38:51] [修正:2011-11-28 19:38:51] [このレビューのURL]

6点 あずみ

たぶんみんな同じ事を書くと思うんだけど、途中まではめちゃくちゃ
面白い。っていうか、どこから読んでも5冊分位を読むには
かなり面白い漫画。

ただ、48巻はさすがに伸ばしすぎましたね。ただでさえ、バッタバッタと
人を斬り、仲良くなったと思った癒し系メンバーも油断してると次々殺される残酷な話なので読むと疲れるのに、
これを最後まで一気に読める人はなかなかいないと思う。
それに本来の目的が果たされた後に延々と続くのはさすがに無理がある。


長くてもキャラはそれぞれいい味出してて好きです。
最初の仲間や爺はもちろん、きくや左門、顔が曲がってる強い人←うろ覚えw
井上勘兵衛や柳生一門や「おやじどの?」の狂った親子等本当、この人の面白キャラ作りには感心するんだけど、なんていってもすぐ死んじゃうからね(涙)

あまりにも死ぬ人が多すぎて読者もそれに慣れてしまって先が予想できてしまってダレるという特異な状況の漫画。
20巻くらいで終わってたらもっと絶対高評価。


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[投稿:2011-11-24 20:40:14] [修正:2011-11-24 20:40:14] [このレビューのURL]