「cheB」さんのページ

総レビュー数: 18レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年11月24日

マスターキートン好きな人はこれもおススメ。
キートンよりは若干、主人公が泥臭いのと、本編のまとまりに
関しては微妙な所はありますが、短編は名作ぞろい。
キートンよりも「仲間と一緒に頑張るぞ」感はあります。
ジェフリーもハリデーおじいちゃんもコ―ツもキャスリンも
中国人の人もみんないいキャラ。とくにハリデーさんのエピソード
はいいです。
たくさん人は死にますけど、仲間キャラがいるせいか読み終わった
後の読後感はさわやかです。
高校生の時から早十数年、何回も何回も読み返してるけど
飽きません。
浦沢直樹は昔の方が好きでしたね・・というか、パイナップル
アーミーやキートンは原作ありだから
「風呂敷広げ病」が激しくないっていうのもあるんですけど。



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[投稿:2012-02-20 14:42:59] [修正:2012-02-20 14:42:59] [このレビューのURL]

買って得した巻のある一冊。2編入ってますがどちらも面白かった。
雪の峠は深い話で、いかにも漫画通好みな感じがします。
派手さはないけど、キャラ造形が見事で話の展開も岩明先生の
物語作りの技が効きまくります。
個人的には武闘派に心情的に味方したくなるが、それじゃ駄目なんだ
という頭脳派の考えも良く判る。

剣の舞は女の私には物悲しくて心に残るストーリーでした。
「もう少しはっぴーえんどでもいいじゃんか(涙)」と思いつつも
シンプルな復讐ストーリーに剣道スポーツ話を絶妙に絡めてくる
所が岩明先生ぽい。でも絵的にはあまりスポーツ系向いてないのか、な?
と思う部分もありました(笑)


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[投稿:2012-02-18 19:48:14] [修正:2012-02-18 19:48:14] [このレビューのURL]

私が単純に沙村さんの絵柄が好みってこともありますし、
時代劇好きってこともありますが、うーん・・グロの趣味も
たぶん合うんだと思います(笑)なので+2点くらいになってると
思います。

登場人物それぞれのキャラクター設定も面白いし、
必ずしも後から強い敵が次から次へとあらわれるわけではなく、
弱そうな人が思わぬところで特技が役立ったり、
逆に強そうな敵が期待を裏切りすぐ死んだりするので、
ストーリーに飽きがきません。敵味方の区別も先が読めなくて楽しい。

自分的には唯一欠点というか気にかかる所があって、
主人公凛があまり好きになれないタイプです。それに、あれだけ
長い事一緒に旅していて万次さんが凛に手をださないというのも、
普通の漫画ならいいだろうけど、これだけ
かなりグロエロな部分もある漫画でその設定はちょっと無理があると
思う。

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[投稿:2011-11-28 19:53:35] [修正:2011-11-28 19:53:35] [このレビューのURL]

若干、登場人物の服が高校生にしてはダサいのでそれが最初は気になりました。
特に、主人公のお姉さんがアパレル店員という設定だし、途中で
とっても素敵なメガネ女子の話があるので、(この話大好きです)
もし、服がもう少しよかったら、ますます話の良さが際立ったのでは
無いかと思いました。絵柄的にしょうがないのかな。

が、ストーリーに関してはどの話も本当に楽しくて、少しほろ苦くて、これが青春だ?!という感じがして面白かったです。
いまどきの「THE リア充」な高校生の話じゃなくて、たぶん進学校の
どちらかというとみんな真面目なよい子の話で、地味な子も
いるんですけど、そういう人にとっての「青春時代」をちゃんと書いていて
感動しました。
何回も読んでますけど、いつも楽しくてあったかい気持ちになれます。

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[投稿:2011-11-28 19:19:35] [修正:2011-11-28 19:19:35] [このレビューのURL]

「キャッチコピーは「未来に贈るメルヘン」、アニメ化に際しては「夢はでっかく地球サイズ」というものである」
ってウィキを見たら書いてあってひっくり返りました。
ひぃーーーやーめーてーー
これをメルヘンとして未来に贈るのはやめてください!
1巻の表紙を見てその雰囲気に惹かれて前知識なく読み始めた人にとって大変辛そうな作品です。
とても考えさせられるお話でよくできているし、私としてはエヴァより
断然好きですが、これは大人になってから読んだ方がいいんじゃないかな。
残酷部分がかなり激しいですし、考え方も悲観的ですから、ある程度
自分というものが確立した人間が読まないと、
変な方向に影響を受けてしまいそうですよね。この作品の主役である
少年少女層よりもだいぶ年齢が上の人が読んでいろいろと人間について考えたり現実に平和に暮らせることの幸せを感じる事がおススメではないかと。
ほしまるが可愛いのでそれに惹かれて読んでいたら6巻くらいでワナワナ
震えました。
中2病か・・・過ぎてみれば、中2病にかかれるくらい平和だったってことはとっても幸せな事なんですよね。

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[投稿:2011-11-24 18:51:35] [修正:2011-11-24 18:51:35] [このレビューのURL]

ストーリーはスピード感に溢れ、引き込まれる迫力があります。
また、キャラクターそれぞれに魅力があり、悪役の「野口教授」
までどこか可愛い所のあるキャラ(でも食えないじじい)
として書いてあります。
そして主役の朝田のあまりの天才っぷりに読者が鼻白む気持ちに
なる場合も往々にしてあると思うのですが、そこを「普通の人」
伊集院が上手く読者の気持ちを代弁し、まだ影の主役として
感動的な成長ストーリーをみせてくれるので胸が熱くなります。

とこのように本当によく考えられていて、何回読んでも
かなり面白く読める漫画なのですが。。。
一個だけ。

加藤ちゃんの髪型がいつまでたっても「中国娘のミンミンでーす」
みたいなお団子2つの髪型ってのはいかがなものかと。
ドラマ版の加藤役の稲盛さんは年齢なりの女医さんぽいファッションを
していましたが、漫画バージョンの加藤ちゃんはいつでも
ミンミン☆みたいな髪型なのでシリアスな場面でもたまに吹き出して
しまいます。

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[投稿:2011-11-24 18:15:05] [修正:2011-11-24 18:15:05] [このレビューのURL]