「cheB」さんのページ
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7点 殻都市の夢
どの話も退廃的で静かな映画のような雰囲気でした。
古い建物部分が少しずつ崩れていく砂の音が聞こえるような、
沈黙の世界。
明るい話ではありませんが、そこまでショッキングな
話でもなく、どこか断片的に心に残るようなお話でした。
でもほんとうに鬼頭先生は少女大好きなんですねぇ・・・。
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[投稿:2011-11-28 20:00:26] [修正:2011-11-28 20:01:02] [このレビューのURL]
8点 無限の住人
私が単純に沙村さんの絵柄が好みってこともありますし、
時代劇好きってこともありますが、うーん・・グロの趣味も
たぶん合うんだと思います(笑)なので+2点くらいになってると
思います。
登場人物それぞれのキャラクター設定も面白いし、
必ずしも後から強い敵が次から次へとあらわれるわけではなく、
弱そうな人が思わぬところで特技が役立ったり、
逆に強そうな敵が期待を裏切りすぐ死んだりするので、
ストーリーに飽きがきません。敵味方の区別も先が読めなくて楽しい。
自分的には唯一欠点というか気にかかる所があって、
主人公凛があまり好きになれないタイプです。それに、あれだけ
長い事一緒に旅していて万次さんが凛に手をださないというのも、
普通の漫画ならいいだろうけど、これだけ
かなりグロエロな部分もある漫画でその設定はちょっと無理があると
思う。
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[投稿:2011-11-28 19:53:35] [修正:2011-11-28 19:53:35] [このレビューのURL]
6点 花とみつばち
安野さんの作品に出てくる女性の性格はかなりリアルなので、
これは男性が読んでるとムカつく部分が多そうですが、
自分は女なので素直に単純に楽しめました。
○姉妹をモデルにしたと思われる美人姉妹始め、出てくる女性は
わがまま美人だらけ、唯一普通の顔の女子とされる長沢ちゃんの性格も
やたらリアルな描写でなかなか性格のよい女子が出てこないのですが、
対して、主人公のコマツやその友人の不細工は「そんな奴いるかよ」
という現実感のなさ。
ありえないほどボーっとしているし空気も読めないコマツ。
でもそんなコマツが「リア充の中のリア充」な高校の
ヒエラルキーのトップの女の子と付き合いだして
からの心理描写は見事。そりゃああなっちゃうだろうなぁ・・・と。
男性が読むと辛そうだけど、リアル女性の心理を研究するには
よさそうな漫画です。現実は女性の心の中は更にわがままでひどいけど、
「BOYS B・・・」等の青年漫画に出てくる女の子に対して「こんな女いねーよ!」と叫ぶ
女性心を晴らしてくれる感じですかね。
青年誌でこれを連載していた安野先生の反骨心を買いたいです。
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[投稿:2011-11-28 19:38:51] [修正:2011-11-28 19:38:51] [このレビューのURL]
8点 フラワー・オブ・ライフ
若干、登場人物の服が高校生にしてはダサいのでそれが最初は気になりました。
特に、主人公のお姉さんがアパレル店員という設定だし、途中で
とっても素敵なメガネ女子の話があるので、(この話大好きです)
もし、服がもう少しよかったら、ますます話の良さが際立ったのでは
無いかと思いました。絵柄的にしょうがないのかな。
が、ストーリーに関してはどの話も本当に楽しくて、少しほろ苦くて、これが青春だ?!という感じがして面白かったです。
いまどきの「THE リア充」な高校生の話じゃなくて、たぶん進学校の
どちらかというとみんな真面目なよい子の話で、地味な子も
いるんですけど、そういう人にとっての「青春時代」をちゃんと書いていて
感動しました。
何回も読んでますけど、いつも楽しくてあったかい気持ちになれます。
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[投稿:2011-11-28 19:19:35] [修正:2011-11-28 19:19:35] [このレビューのURL]
7点 進撃の巨人
単純にストーリーがとっても面白かったのでこの点数です。
ただ、まだ未完ですし先もまだまだ見えない部分が多いので
このサイトでの点数がこの程度に落ち着いてしまうのは
なるほど、って感じ。
名作になるかどうかは今後次第・・・でも期待はしてます。
私は5巻までテンション落ちる事なく、とてもドキドキしながら読めました。
絵がね・・・・ちょっと(?)ヘタなんで、キャラが
誰だっけ?と区別付けにくい部分はありますけど、セリフとかギャグ部分のセンスも自分好みでした。
売り上げのプレッシャーに負けず作家さんには頑張って欲しいです。
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[投稿:2011-11-28 19:11:45] [修正:2011-11-28 19:11:45] [このレビューのURL]
6点 あずみ
たぶんみんな同じ事を書くと思うんだけど、途中まではめちゃくちゃ
面白い。っていうか、どこから読んでも5冊分位を読むには
かなり面白い漫画。
ただ、48巻はさすがに伸ばしすぎましたね。ただでさえ、バッタバッタと
人を斬り、仲良くなったと思った癒し系メンバーも油断してると次々殺される残酷な話なので読むと疲れるのに、
これを最後まで一気に読める人はなかなかいないと思う。
それに本来の目的が果たされた後に延々と続くのはさすがに無理がある。
長くてもキャラはそれぞれいい味出してて好きです。
最初の仲間や爺はもちろん、きくや左門、顔が曲がってる強い人←うろ覚えw
井上勘兵衛や柳生一門や「おやじどの?」の狂った親子等本当、この人の面白キャラ作りには感心するんだけど、なんていってもすぐ死んじゃうからね(涙)
あまりにも死ぬ人が多すぎて読者もそれに慣れてしまって先が予想できてしまってダレるという特異な状況の漫画。
20巻くらいで終わってたらもっと絶対高評価。
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[投稿:2011-11-24 20:40:14] [修正:2011-11-24 20:40:14] [このレビューのURL]
4点 鈴木先生
何か違う。その感覚を最後の巻まで拭う事が出来なかった。
作者が言いたい事は理解できないわけではない。
でもその見せ方が私の好みじゃない。
それに、鈴木先生も生徒も全然リアルじゃない。あんな風にクラス全員で熱く語りあったりしないでしょ。
生徒がみんなあんな風に素直に先生に心の中を打ち明けるだろうか。
生徒がみんなあんなにセンシティブで生きていける訳ないでしょ。
と、実際に育児している立場から考えると
どうしてもアホらしくなってしまう。いや、鈴木先生の言ってる事には
同意できる部分も多々あるし、それをきちんと諦めずに生徒に伝えていこうとするのは素敵だなと思うけど、なんかこれ、漫画じゃないよね。
作者の言いたい事をキャラにセリフとして無理やりしゃべらせている
感じが受け付けない。
全てのキャラが作者の分身であり代弁者に見える。それってエゴイスティックというか結局他者の考える事なんてかけらもこの作者は見えてないんじゃないのかな?という怖さ。
あと、個人的にロリコンの男性が苦手なので、主人公の特定の
生徒にたいする萌えが気持ち悪かった。その生徒の現実感の
無さもますます気持ち悪い。
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[投稿:2011-11-24 20:18:58] [修正:2011-11-24 20:27:25] [このレビューのURL]
9点 7SEEDS
とにかく田村先生の作品はストーリーのヒキやスピード感が半端ない。
たまにあまりにもヒキが強すぎてハッと冷静になってしまったりも
するけれど、こんなに心が熱くなって先が気になる少女漫画を
書く人を他に知らない。エンターテイメント性という事においてこの人の才能は他とは一線を画している。
7seedsはそもそも「最後まで書ききるのが大変そうだけど、田村先生がこの設定でお話書いてつまらない訳が無い!」と言い切れる設定。
その上「生き残りの特別養成学校」みたいな設定まで出てきてまさに本領発揮。
バンバン人が出てきてバンバン人が死にます。ちょっとグロ?残酷風味な所も田村節のセリフに良く似合って面白いの面白くないのって。
ただ、唯一にして最大の欠点はやはり絵柄かな。どうしても独特のくせのある古臭い人物の書き方。
少女マンガっぽいと敬遠する男性の方も多いと思いますが、
お願い、我慢して読んでみてください!と言いたくなるくらいです。
あと、背景がたまにとんでもなく雑になってる。
あぁーー田村由美ほど絵柄で損をしている作家がいるだろうか。
でもたまーにその独特の癖のある絵がとんでもなくかっこよく見える
時もあるんです。とにかく熱い!そんじょそこらの少年漫画より
熱くて面白い。
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[投稿:2011-11-24 20:06:11] [修正:2011-11-24 20:06:11] [このレビューのURL]
9点 天然コケッコー
くらもち世界の魅力をぎゅっと詰め込んだような作品。
瑞々しい自然の風景と、美男美女だけど完璧人間ではなくて、
とっても人間臭い「大沢君とそよちゃん」
そしてその家族や友達の、なんでもないけど面白い、田舎のストーリー。
よくキャラ立ちっていう言葉を簡単に使いますけど「これが本当のキャラだちやー!」と言いたくなるくらいこの作品のキャラそれぞれの個性
は見事!
お父さん&ミツコやしげちゃん、そしてそよちゃんのお母さんや
大沢君のおじいさんまで、
本当に面白くて生き生きとしたキャラになっているのです。
考え抜かれた舞台背景とキャラ作りがあるからこそ、なんでもないような
日常風景がとても面白くて身近に感じられる。
ロマンチックだけど、どこかボケててぬけてるそよちゃん&大沢君
のラブストーリーは二人の成長譚にもなっています。
どの巻も全部面白い。
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[投稿:2011-11-24 19:52:02] [修正:2011-11-24 19:53:20] [このレビューのURL]
9点 海の天辺
くらもち先生の大ファンです。この作品は自分の中では
くらもち先生のトップ3に入るくらい好きです(という人はたぶん珍しいんでしょうね)
何がスキって少女マンガの相手役としても教師としてもそれでいいのか?微妙ーーな感じのヒロインの相手の先生。
ちょっと女たらし、でも、生徒に対する態度がちょうといい距離感で、ふまじめだけど真面目な部分もあって人間臭い。
っていう、くらもち漫画の定番的ないい人なんだか悪い人なんだか
良く判らないけど魅力的なカッコいい男性のパターンなんですね。
少女マンガの典型ヒーロー的な正義感あふれるいつも優しくて女性に対しても紳士な男性なんて、現実にいたらモテるんでしょうか。私はモテないと思うんですよね。
どこかつかみ所の無い、けど深い魅力のある人間の方が魅力的なのは女性も男性も変わらない。
もちろん少女マンガなので、残酷な事は起こらず、上手に甘いヴェールで包んでありますが、
少女が始めてリアルな恋をして見た世界を美しく、でも
綺麗事だけではなく見せてくれて、私はとても懐かしくてキラキラした気持ちになるのです。
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[投稿:2011-11-24 19:31:38] [修正:2011-11-24 19:41:15] [このレビューのURL]