「ぴかちゅう」さんのページ

総レビュー数: 41レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月20日

5点 PLUTO

浦沢さんの心理描写とか謎をたくさんばらまく
書き方ってのは物凄い技術を感じるのだけど

ラストで全ての謎が解決すると
わくわくする読者を裏切るところが怖い^^

終わったあとに、えっ?
ってなってしまう
もやもやする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-20 03:20:03] [修正:2013-01-20 03:20:03] [このレビューのURL]

研修医の立場でみた
医療現場の転がる闇とは?みたいなニュアンスの漫画です。

現実味のある重いテーマを
たくさん示唆してくれる。
確かに多くのことを考えさせられる。

ただ問題が重すぎて根本的な解決はしない
ただその場で主人公の正義感で
目の前の壁はなんとなく解決。
そして次編に移るという流れ

そんななかでもやもやもやもやして終わる。
読者からすると
医者って何ひとついいことねーな
ってまま感じてしまう話です。

楽しめない人にはとことん楽しめない漫画
だと思います^^
読後感も重く何度も繰り返して読みたいとは
あまり思えません笑
このなんとも報われないところが
ある意味本当に現実的なのかもしれないです。
おもしろいです!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-04 04:04:11] [修正:2013-01-04 04:04:11] [このレビューのURL]

25巻とそこそこ長寿漫画でありながら
ぐだぐだすることがなく
全くストレス無く読むことができました。

医者物漫画の中ではタイトルにパンチがないので
本サイトのレビューを見なかったら読まなかった
かもしれないのでとても感謝です。

それにしても
この漫画はそれぞれのキャラクターを使うのが
非常に上手い。どのキャラクターにも人間らしさが
溢れていて、そうゆう意味で現実味のある話しである。

多くのキャラクターごとの視点で描かれる心理状態。
誰が主人公かわからない。
そして読者がその第三者視点で見れるところ
がおもしろいのかもしれません。

医者漫画ではリアリティを求める人もいるのかも
しれませんが
この漫画の醍醐味は医局を舞台にする
『政治戦』や『ヒューマンドラマ』
です。
現実離れした?天才医師は
その話しを動かす潤滑油のような役割なので
さほど重要ではないのかもしれません。
(本当の医者がどんなものかわからないので
そもそもリアルかなんてわかりませんが^^)

テーマ自体はそこそこ重いのですが
読後感はとても爽やかなところがいいですね!
是非読んで頂きたい1冊です^^

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-01-04 03:42:00] [修正:2013-01-04 03:42:00] [このレビューのURL]