「そういち」さんのページ
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ネカフェに通い血眼になって漫画を読みあさる大学生。
現在NYに留学中なので漫画が読めず困っています。

8点 ヒストリエ
岩明均さんのヒストリエ。
岩明均さんは有名所でいくと「寄生獣」とかも描いてますよね。まぁこの人自体あまり作品数が少ないのですが。
だいぶ人気の出ている漫画なのですが僕は遅ればせながらつい先日読ませて頂きました。
紀元前のギリシアマケドニア王国・アケメネス朝ペルシアを舞台にして史実に基づいた…とまぁあらすじをタラタラ書くのもいいのですが、主人公のエウネメス青年。こいつがただただ頭がいい。
けどそれは「新世界の神になる」みたいな頭の良さではなくとても現実味を帯びた。
現実味…少し言葉が違うか。えっと、スティーブジョブズみたいじゃない感じ。
とても日本人向けの頭の良さです。
西海岸的な「イケイケオウオウ」みたいな感じではなく機転が利く感じ。
そして僕が一番「Oh…」と思ったのは「自分の能力を自分で的確に測って知っている」ということです。
これは大事だと思う。これができるかできないかで大きく人生が変わってくるような気がします。
受験失敗したりだとか落ち込んだ時に読むとなんだか元気が出てきます。
ただ他のみなさんもおっしゃっているように完結するかどうかだけが気がかりです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-09-25 07:22:53] [修正:2012-09-25 07:22:53] [このレビューのURL]
8点 寄生獣
僕が最初にこのマンガを読んだのは今から7,8年前の中学生の時でした。
最初はなんだただのファンタジーかくらいの気分で読んでいましたがいつの間にかどんどん引きこまれて行きました。
この漫画右手がスライムみたいな変なのに取り憑かれるだけの話ではないのです。
右手だろうが左手だろうがはたまた取り憑いていなくても良くて、この漫画の一番の魅力は細かい心理描写です。心の葛藤が本当に良く表現されています。
毎度思いますが、アフタヌーンは心理描写の上手い作家さんを良く起用しているように思えますね。
寄生獣は巻数自体も程よくまとまっています。
そしてラストはなかなか考えさせられる終わり方となっており読後も心に残る名作となっています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-09-25 07:19:57] [修正:2012-09-25 07:19:57] [このレビューのURL]