「そういち」さんのページ
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ネカフェに通い血眼になって漫画を読みあさる大学生。
現在NYに留学中なので漫画が読めず困っています。

6点 七夕の国
寄生獣とヒストリエと比べるとだいぶ見劣りはしますね。
なにより「結局そうなるのかよ」みたいな終わり方です。
短くまとまっているし伏線の回収もとても上手にできていますが少し説明くさいです。
十分おもしろい漫画だと思います。
がしかし、おそらく作者が伝えたかったんだろうなというメッセージを安直に主人公に言わせているところにはうんざりしました。
この人の漫画だからこそそこは読み手に丸投げでも良かったのでは…と悔やまれます。
とはいえおもしろい漫画です。そんなに巻数もあるわけではないので読んでみてはいかがでしょう。
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[投稿:2012-09-26 05:57:31] [修正:2012-09-26 05:57:31] [このレビューのURL]
6点 ハツカネズミの時間
冬目景さんのハツカネズミの時間。
幼い頃から外出禁止の完全寮制の陸の孤島のようなところに閉じ込められた主人公たち学生が外の世界を見る見ない言ってる漫画です。
冬目景さんの作品は実はまだこれしか読んでないのでなんとも言えないんですけど全体的にグレーな感じがしますね。
それがとてもいい感じで。放課後のカリスマに近い感じもしたんですが、放課後のカリスマはもっと少年誌というかもっとビビットな感じがしました。
放課後のカリスマは現実離れしたところがあるのでそれはそれで面白いのですがさらさらと読んでします、独特のもったいなさのようなものを感じました。
一方、ハツカネズミの時間は現実と非現実がとても近く表と裏という関係にあるような気がして最後までドキドキして読めました。
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[投稿:2012-09-25 07:50:18] [修正:2012-09-25 07:50:18] [このレビューのURL]
6点 東京喰種
ネット漫画も描いている石田スイさん。
厚塗りタッチの表紙は本屋さんに行けば目を惹かれるのではないでしょうか。
ネット漫画「ペニスマン」も読んでいるのですがこれがなかなか深いですね。
さて、話を東京喰種に戻すとこっちもグロいですがだいぶ青年誌少年誌と大衆の目を意識して描いたのではないかと思われる作品です。
「ペニスマン」の方と違いあまり遊びは無く常に緊迫したムードで話が進んでいきます。
少しイライラするのは主人公のなよなよしたところですね。主人公の成長を描くためには必要なのでしょうが少しタメすぎかなとは思います。
絵がうまくて飛んだり跳ねたりしてなおかつダークな感じが好きな方は大好きな作品なのではないかと思います。
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[投稿:2012-09-25 07:31:06] [修正:2012-09-25 07:31:06] [このレビューのURL]
8点 ヒストリエ
岩明均さんのヒストリエ。
岩明均さんは有名所でいくと「寄生獣」とかも描いてますよね。まぁこの人自体あまり作品数が少ないのですが。
だいぶ人気の出ている漫画なのですが僕は遅ればせながらつい先日読ませて頂きました。
紀元前のギリシアマケドニア王国・アケメネス朝ペルシアを舞台にして史実に基づいた…とまぁあらすじをタラタラ書くのもいいのですが、主人公のエウネメス青年。こいつがただただ頭がいい。
けどそれは「新世界の神になる」みたいな頭の良さではなくとても現実味を帯びた。
現実味…少し言葉が違うか。えっと、スティーブジョブズみたいじゃない感じ。
とても日本人向けの頭の良さです。
西海岸的な「イケイケオウオウ」みたいな感じではなく機転が利く感じ。
そして僕が一番「Oh…」と思ったのは「自分の能力を自分で的確に測って知っている」ということです。
これは大事だと思う。これができるかできないかで大きく人生が変わってくるような気がします。
受験失敗したりだとか落ち込んだ時に読むとなんだか元気が出てきます。
ただ他のみなさんもおっしゃっているように完結するかどうかだけが気がかりです。
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[投稿:2012-09-25 07:22:53] [修正:2012-09-25 07:22:53] [このレビューのURL]
8点 寄生獣
僕が最初にこのマンガを読んだのは今から7,8年前の中学生の時でした。
最初はなんだただのファンタジーかくらいの気分で読んでいましたがいつの間にかどんどん引きこまれて行きました。
この漫画右手がスライムみたいな変なのに取り憑かれるだけの話ではないのです。
右手だろうが左手だろうがはたまた取り憑いていなくても良くて、この漫画の一番の魅力は細かい心理描写です。心の葛藤が本当に良く表現されています。
毎度思いますが、アフタヌーンは心理描写の上手い作家さんを良く起用しているように思えますね。
寄生獣は巻数自体も程よくまとまっています。
そしてラストはなかなか考えさせられる終わり方となっており読後も心に残る名作となっています。
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[投稿:2012-09-25 07:19:57] [修正:2012-09-25 07:19:57] [このレビューのURL]
7点 TISTA
この作者現在新しく漫画を描いていますが個人的にはティスタのほうが断然好きです。
この作者はギャグよりもこういうシリアスなのがあってますね。
漫画の雰囲気も子供がたくさん出てくるし結構デフォルメされているのに冬のどんよりした重い雰囲気が漫画全体を覆っています。
とても上手です。
全2巻ということから分かるように決して一般受けする漫画ではありません。
なによりこれ以上続けていたらあの独特の閉鎖的な重い雰囲気に耐えられなかったかなとおもいます。
2巻のみなので暗い雰囲気の漫画も大丈夫!という方は絶対楽しめる漫画だと思いますよ。
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[投稿:2012-09-25 07:11:42] [修正:2012-09-25 07:11:42] [このレビューのURL]
9点 ジョジョの奇妙な冒険
このマンガはネタバレしても全く問題がないような漫画なのでしても構わないのですがあえてネタバレはしません。
というよりも、話には触れずに行きたいと思います。
まず、この漫画。すべての部を通して言えるのは好き嫌いがはっきり別れる漫画だということです。
何より強烈なのは絵。嫌だと思う人は受け付けないでしょう。
そしてコマ割り。正直読みにくいです。
今何がどうなっているのかよくわからないということもしばしばあります。
荒木さんの脳内では全てが繋がっているのでしょうが残念ながらバトルシーンや場面転換が多いせいかわかりづらいです。
ではなぜ僕が9点をつけたのか。
それは声に出して読むと非常に気持ちいいからです。
この漫画は家で一人で音読してこそ意味があると言っても過言ではありません。
というよりも自然と口に出してしまいます。承太郎のセリフ、ジョルノのセリフ…数々のセリフが音として気持ちいいのです。
こんな漫画はジョジョが最初でそして最高峰のように思えます。
ぜひ声に出して読んではいかがでしょう。
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[投稿:2012-09-25 07:02:27] [修正:2012-09-25 07:02:27] [このレビューのURL]