ハツカネズミの時間のレビュー
7点 ニカイドウさん
コミックの前半で、『これは!良い!』と思いすぎた感もありますが、厳しい目で7点に(8点と迷いながら・・・)
個人的には、羊のうたを超えるかもしれないと期待してましたが、思ったよりスーーーと終わってしまった感が残りました。
もう少し、引っ張って更にもう一工夫あれば更に良作だった事は間違いないと今でも思ってます。
※最後の方で作者が飽きたかなぁと思いながら読んでました。
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[投稿:2013-01-22 05:26:20] [修正:2013-01-22 05:26:20] [このレビューのURL]
6点 そういちさん
冬目景さんのハツカネズミの時間。
幼い頃から外出禁止の完全寮制の陸の孤島のようなところに閉じ込められた主人公たち学生が外の世界を見る見ない言ってる漫画です。
冬目景さんの作品は実はまだこれしか読んでないのでなんとも言えないんですけど全体的にグレーな感じがしますね。
それがとてもいい感じで。放課後のカリスマに近い感じもしたんですが、放課後のカリスマはもっと少年誌というかもっとビビットな感じがしました。
放課後のカリスマは現実離れしたところがあるのでそれはそれで面白いのですがさらさらと読んでします、独特のもったいなさのようなものを感じました。
一方、ハツカネズミの時間は現実と非現実がとても近く表と裏という関係にあるような気がして最後までドキドキして読めました。
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[投稿:2012-09-25 07:50:18] [修正:2012-09-25 07:50:18] [このレビューのURL]
5点 とろっちさん
冬目景らしさに満ち溢れた作品。
全体に漂う薄暗くてもやのかかったような特有の雰囲気はこの作者にしか出せないでしょう。
ただ、何か起こりそうだったり、テーマがすごく深そうだったり、よく練られてそうだったりしながら、
結局はそうでもなかったりします。
作者にしては珍しく完結した作品ですが、終わり方については作者の思うとおりに果たしてできたのか。
ちゃんと終わることにエネルギーを注ぐあまり、事前の構想どおり終われたのか甚だ疑問ではあります。
そういう意味でとても作者らしい作品だと思います。
もどかしさ満載と言うか、痒い所に手が届きそうで届かない感じと言うか。
作者の良さだけを知りたいなら他の作品がありますが、良さも悪さも堪能したいならこの作品がお薦め。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-16 00:55:51] [修正:2011-02-16 00:59:56] [このレビューのURL]
6点 森エンテスさん
久々に読んだんですけど、面白かったです。
連載当時はイマイチ感を感じていましたけど、物語の詳細を忘れた頃に読み返したら、普通に面白くて自分の当時の認識の甘さのダメっぷりに少し凹みました。
連載当時は起承転結の「転」が無いまま終わった作品というイメージでしたけど、元から冬目作品はシリアスな作品になればなるほど、そういう大きな起承転結は無いということに改めて気付かされました。
ある意味、『羊のうた』よりもファンでない人に勧めやすい作品かもしれません。
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[投稿:2010-10-16 00:30:26] [修正:2010-10-16 00:30:26] [このレビューのURL]
7点 フクポルさん
<所持歴:全巻>
冬目景という作者を気に入ってるので、
フィルターを通した評価になってるかもしれません。
特有の灰色感と、それにマッチした絵柄、
何より「完結」してるということで高評価です。
(中身のあるレビューを書こうと、ずっと考えていましたが
幾ら時間を費やしても大した表現が浮かんでこなかった・・・)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-17 17:59:30] [修正:2010-02-07 20:45:27] [このレビューのURL]
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