「斬一」さんのページ

総レビュー数: 6レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年09月21日

1巻の時点では、心象的には10点付けたいくらいです。
作者とモロ同世代で、ゲーセンに足しげく通った人なら絶対読むべき

あとヒロインの大野さんが可愛すぎる。
台詞一切なし、表情と仕草だけですべてを表現するとは作者の力量か…


「お前の気持ちはそれだけか!?」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-12 15:37:20] [修正:2012-05-12 15:37:20] [このレビューのURL]

橋口先生の書くキャラはどれも生き生きしている。
この作品も主役やそのチームメイトは勿論
敵役や脇役の人物をも深く掘り下げている。

物語自体はスポ根ものとして平均程度だと思うが
ソフトボールを題材にした点及びキャラクター造りの巧さで評価アップ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-07 22:41:48] [修正:2006-11-07 22:41:48] [このレビューのURL]

「吸血」という行為を、男女の、父娘の、姉弟の「愛」の表現として昇華させているのが良い。
血の欲求と理性の葛藤、一般社会からの隔離、希望の無い生活等、暗くて救いの無い物語と、冬目先生の独特の絵が見事に調和した傑作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-10-29 21:13:44] [修正:2006-10-29 21:13:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この漫画ほど「言霊」の力というものを読者に知らしめたものを他に知らない。
たとえ現実にどんなに実力差があろうとも、屁理屈で相手を言いくるめる事ができれば勝ったも同然になる。
言葉で周りを見方に付ければ勝ちである。
実際には威力の無い技であっても、精神的にダメージを与えればいいのである!

この作品のもう1つの魅力、それは数多くある必殺技!
「滝沢キック」「滝沢国電パンチ」などのベーシックなものから
相手の背中に生暖かい吐息を吐き掛ける「技北スパーク」
向かい風にピンポン球を打ち続ける「神技・一人卓球」まで実に多彩且つ豪勢、潤沢なラインアップである。
誰でも1度は真似をした事があるはずだ。

屁理屈が世界を制す、ということを見事に体現した作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-21 21:15:13] [修正:2006-09-21 21:15:13] [このレビューのURL]

掲載誌が児童誌じゃなかったら、ブレイクしていたであろうと思わせるくらいキャラがカッコいい。
ストーリーも本格的で重厚。
けん玉が剣に変化したり、武器防具も魅力的。
バトルシーンも素晴しい。
幼少期にこんな漫画に出合ったら、そりゃ嵌りますよ。

しかしコロコロの名作漫画は、「あまいぞ!男吾」といいなぜ無駄に引き伸ばして打ち切りになるのだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-21 20:57:39] [修正:2006-09-21 20:57:39] [このレビューのURL]

「復刊ドットコム」の復刊リクエスト投票数が堂々の360票超えという結果からも分かるとおり
少年時代にリアルタイムで読んでいた人は、その魅力にどっぷり浸かっていたはず。
「少年」が憧れるものを全て詰め込んだ作品。
小学生編は純粋な人情話が主体だったが、終盤間際にバトル編を描いたところ大好評。
急遽続行が決定し、中学生編は格闘技とバトル主体の話になる。
高校生になったかと思いきや、離れ小島の小学校に「教師」として赴くことになる。
再び小学校での人情話ののち、ファンの間では無かった事にされている「ケンカトーナメント編」で終了。

とにかくキャラの作り方が秀逸だと思う。
男キャラ女キャラに関わらず、登場人物の魅力に取り付かれる。
作者自身が述べているが、「あばれはっちゃく」と共通の精神が流れている。

多分、大人になってからではこの漫画の真の魅力は分からない。
そういう意味で、多感な時期にこの作品に出会えたことを感謝したい。

10点は高すぎ、と思うかもしれないが、少々のアラなど目を瞑らせてくれる魅力を持っているので良し。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-09-21 20:06:11] [修正:2006-09-21 20:06:11] [このレビューのURL]