「トッティ」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年08月11日

些細な伏線が絡み合うストーリーは見事。
当初は壮大だと思えたストーリーが、16巻で上手くまとまったのも評価できる。
しかし何といっても、ギャグが非凡である。
漫画史上に残る名キャラクターであるキタキタおやじを始め、単純なものからゲームへの皮肉に溢れたギャグは本当に素直に笑える。
1巻と16巻では絵はもはや別物だが、通して読めばさほど気にならない。
アニメ版もクオリティーの高い名作だったが、原作である漫画はそれを超える素晴らしい名作に違いない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-11 17:48:51] [修正:2007-08-11 17:48:51] [このレビューのURL]

10点 DEATH NOTE

天才2人による心理戦。
その間にあうのは、死神と、名前を書かれたら死ぬという死神のノート。
張り巡らされた伏線と、それによる華麗な策は見事の一言。
異常な程のテンポの速さで、目まぐるしく驚きの展開が進み、読んでいるこちらのドキドキが止まることはない。
第一部の終わりまでなら、恐らく10点なんてものではない。
しかし、第2部からは話が大きくなりすぎ、後付け感が多くなる。
ラストは色んな意味で驚くべきものではあったが。

まぁ第2部の悪さはあるものの、漫画史上に残る名作だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-11 17:39:51] [修正:2007-08-11 17:39:51] [このレビューのURL]

10点 CLAYMORE

やや読者を選ぶ絵だが、ぜひ読んで欲しい作品。
序盤はよくある格闘もの、ファンタジーものだと思いがちではある。
しかし途中の過去エピソードにより、キャラの背景が見えてくることでストーリーに厚みが増し、一気に面白くなってくる。
ストーリーもよく練られていて驚きの展開が多いが、キャラが特に魅力的であり、そのドラマには感動させられる。
ギャグ・ファンタジーともに良作を作った作者のセンスには驚愕の一言。
アニメになったのも納得の、素晴らしい作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-08-11 15:59:47] [修正:2007-08-11 15:59:47] [このレビューのURL]

絵はたしかに下手だ。絵で読む気を失っても仕方ないと思う。
しかし、とりあえず一度読んで欲しい。
これほどまでに金の絡んだ駆け引き、そして巧みな心理描写をしている作品を私は知らない。
単純なルールのゲームの中で行われる、主人公と相手の心理。
そして、窮地に陥った主人公の、悪魔的な発想と行動。
特にこの第一部はテンポが三部作中最も良く、最も次が気になる内容である。
「DEATH NOTE」や「LIAR GAME」にハマった人は必読。
そうでない人も、秋からのアニメと合わせて読む価値はある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-11 15:31:03] [修正:2007-08-11 15:31:03] [このレビューのURL]

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