「paperina」さんのページ

ぶっとんだ高いテンションで繰り広げられるギャグ。
そんなヘタをすればどこにでもあるような
ギャグマンガになってしまうようなこの作品。
しかし、根底には深く重いものが潜んでいる。
どこまでも自由に自分のことを表現する「ニア」と
実は心の奥に悩みを抱えている「まゆ子」。
まゆ子がひとりで思い悩むシーンでは
まるで別のマンガを読んでいるような重苦しい空気に包まれる。
読み終わったあと、祭りの後のような少しの切なさを感じさせる。
そんな作品。

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[投稿:2005-05-09 22:27:56] [修正:2005-05-09 22:27:56]