REDのレビュー
2点 三助さん
ストーリーは凄く良いんですけど
ところどころ雑というか疑問に残る点があったのですっきり読みきれませんでした。
最初の2巻ぐらいが一番楽しめたかも。
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[投稿:2009-12-30 22:47:25] [修正:2009-12-30 22:47:25] [このレビューのURL]
8点 トトさん
西部劇、そしてアメリカの負の側面をここまで表現したマンガは他にあるか!
心理描写、戦闘描写を圧倒的な迫力で描いた、熱い漫画家、村枝ケンイチの大傑作。
ただ途中でレッドの性格がかなり変わってしまうのが納得できないので−1(ゴールドに対する葛藤、憎しみからでしょうが)
数十年(数百年?)の時を越えたラストシーンに目頭が熱くなることでしょう。
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[投稿:2009-01-12 14:27:31] [修正:2009-01-14 13:25:18] [このレビューのURL]
10点 Sealさん
西部開拓時代のアメリカを舞台とした復讐劇。
復讐劇に不可欠なのは、ベルセルクやダイモンズしかり「主人公が受けた絶望と怒りの深さ」と「敵役の存在感」でしょう。
その点でこの作品は、部族が皆殺しにあった主人公の絶望と怒りは凄まじく、また敵のブルーはその狂気とカリスマ性で圧倒的な存在感を放っており復讐劇としては完璧だろう。
主人公の復讐の旅を彩るキャラクター達にもそれぞれの物語があり、それぞれの因縁や贖罪を抱えている。
主人公を含めた全てのキャラの物語が集約して完結する最後の闘いはまさに怒涛の展開だった。
読んでいて完全に引き込まれていた。
友情や平穏を捨て復讐に生きた主人公に救いはあったのだろうか?
読者としてはラストで救われた気がした。あれは何回読んでも涙の出る。
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[投稿:2008-09-18 17:18:10] [修正:2008-09-18 17:18:10] [このレビューのURL]
9点 デスぺラードさん
いやあ…大傑作ですね。
迫力のあるアクションシーン・スプラッタシーン。
疾走感のあるストーリー。
キャラクター達が非常に個性豊かで格好いい。
誰一人として無駄なキャラがいない。
全てにおいて高水準。
娯楽漫画としてはほぼ完璧といっていい出来です。
しかし、この漫画をただの「傑作」から「大傑作」まで昇華させているのは上記の理由だけではありません。
まず、当時のアメリカのフランクな空気感が非常に良く感じられる点。
漫画において舞台背景の空気感を読者に匂わせるのは非常に難しい。
そして、この漫画の「表」のテーマであるREDの復讐劇。
容赦の無いスプラッタ描写を惜しげもなく見せてきます。
復讐の凄まじさは否が応にも伝わってきます。
また、キャラに厚みを持たせるための脇役達のサブストーリー。
さらに、「裏」のテーマである「人種差別問題」。
これらの何本ものストーリーを19巻でキッチリ纏め上げた構成力には脱帽。
作者がキッチリと前を向いて描いているので、本来のストーリーから軸がぶれてないんですね。
しかし、非常に重い「裏」のテーマを設けたためにこういう娯楽性の高い作品を見る際において本来気にならないはずである点の
「暴力の是非」「復讐の是非」が気になってしまったのが残念でした。
そのためにREDが復讐という凶行に走ってしまった理由付けやサブキャラたちが人殺しに手を染める理由付けが少々希薄に感じました。
9点献上!!
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[投稿:2008-09-17 19:45:57] [修正:2008-09-17 19:48:34] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
熱く、暗い漫画。この人の描く絵からは人物の「感情」を感じる。
「復讐」がテーマの作品としては傑作。時代の流れと絡めた人物設定も見事。
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[投稿:2008-09-11 18:02:16] [修正:2011-05-26 05:22:38] [このレビューのURL]
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