REDのレビュー
10点 げげさん
ワルイが俺は一人だ・・・
俺には守るべき部族もない・・・
魂だの誇りだのはもういらねぇよ
俺が欲しいのは「明日」じぇねえ、奪われた「昨日」だ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-11 05:16:46] [修正:2010-12-12 04:54:25] [このレビューのURL]
6点 kamekameさん
主人公の復讐のために数多くのキャラクターの想いが
波のうねりのようにエンディングへ向けて交錯していく展開が良い。
残酷なシーンも多いのだが、それぞれのキャラ設定がそうさせるのか、
それほど暗い気持ちにならずに一気に読めるはず。
アメリカ先住民族という扱い辛いテーマに踏み込んだことも好感。
ただ、それだけにディティールの描写に不満がある。
読み進むことで当時のインディアンへの理解が深まるかは微妙で
1800年代に行われた数々の弾圧行為には、それとなくでも触れて欲しかった。
青年誌での連載だったのだから、その辺は抑えるべきでは? と思う。
あと、地理的な距離感の描写が欠落しているのが気になった。
ダコタとニューヨークのある東海岸が、まるで大阪と名古屋のような距離感に感じられ…。
ま、歴史漫画のようなディティールを求めることが筋違いなのかもしれないですね。
復讐劇にもかかわらず希望の持てるエンディングはgood!
作者の情熱も含めて楽しんで欲しい作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-09 18:20:12] [修正:2010-09-09 18:20:12] [このレビューのURL]
2点 三助さん
ストーリーは凄く良いんですけど
ところどころ雑というか疑問に残る点があったのですっきり読みきれませんでした。
最初の2巻ぐらいが一番楽しめたかも。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-30 22:47:25] [修正:2009-12-30 22:47:25] [このレビューのURL]
8点 トトさん
西部劇、そしてアメリカの負の側面をここまで表現したマンガは他にあるか!
心理描写、戦闘描写を圧倒的な迫力で描いた、熱い漫画家、村枝ケンイチの大傑作。
ただ途中でレッドの性格がかなり変わってしまうのが納得できないので−1(ゴールドに対する葛藤、憎しみからでしょうが)
数十年(数百年?)の時を越えたラストシーンに目頭が熱くなることでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-01-12 14:27:31] [修正:2009-01-14 13:25:18] [このレビューのURL]
10点 Sealさん
西部開拓時代のアメリカを舞台とした復讐劇。
復讐劇に不可欠なのは、ベルセルクやダイモンズしかり「主人公が受けた絶望と怒りの深さ」と「敵役の存在感」でしょう。
その点でこの作品は、部族が皆殺しにあった主人公の絶望と怒りは凄まじく、また敵のブルーはその狂気とカリスマ性で圧倒的な存在感を放っており復讐劇としては完璧だろう。
主人公の復讐の旅を彩るキャラクター達にもそれぞれの物語があり、それぞれの因縁や贖罪を抱えている。
主人公を含めた全てのキャラの物語が集約して完結する最後の闘いはまさに怒涛の展開だった。
読んでいて完全に引き込まれていた。
友情や平穏を捨て復讐に生きた主人公に救いはあったのだろうか?
読者としてはラストで救われた気がした。あれは何回読んでも涙の出る。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-18 17:18:10] [修正:2008-09-18 17:18:10] [このレビューのURL]
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