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5点(レビュー数:8人)

作者原秀則

巻数7巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1987年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:35:00

あらすじ 三流大学まで落ちた森川光。どうにかショックから立ち直り、通学を始めた山の手ゼミで光はステキな女の子と出会う。でも彼女がめざすのはあの東大。

備考 1989年に東宝にて実写映画化。
第33回(昭和62年度)小学館漫画賞少年部門受賞作品。

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冬物語のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

いい意味で中身がスカスカ。ページを適当にすっとばしても読める。
内容は浪人生の恋愛。主人公の光くんが大和撫子のしおりちゃんか姉御肌の奈緒子ちゃんのどっちを取るかという話。

なんやかんやで光くんは2浪して大学に入ったのだが、入学した年は1990年。つまり就職活動年度は1993年、ちょうど就職氷河期。

2浪してお世辞にも偏差値がいい大学ではなく、しかもあのウジウジした性格である。光くんの将来が心配だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-18 18:05:19] [修正:2012-11-18 18:05:19] [このレビューのURL]

4点 朔太さん

大学受験を目指す浪人生が、優柔不断な恋で右往左往している様は、

とても美しいとはいえず、きわめて軟弱。特に、主人公は三流大学でも

学科学部問わずなんでも大学を目指す、完全な見栄張りタイプなので

全く共感できない。

日本人平均的な一般大衆ってこんなものだよ、ってか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-09 09:45:33] [修正:2012-01-09 09:45:33] [このレビューのURL]

7点 ankoさん

予備校に通う浪人生が主人公の純愛劇。

タイトルは主人公の心情を重ねて表しているとも感じられます。

漫画内の時間経過と共に登場人物も年齢を重ねていきます。今作では移りゆく季節感も大事な要素。ただ時代背景も要素の一つとなっているため、今読み返しても時代感の差異はあるのでご注意を。

恋愛ものによくある、主人公がモテまくったり、ストーリー上に意味のないお色気シーン(サービスカット)は皆無。恋愛の駆け引きや愛憎劇を好む人、求める人にはつまらない作品かと思います。

このストーリーで全七巻は理想的な巻数。予定調和内での着地。完結となった良作ではないでしょうか。

コンパクトなので読み易く、でも今読むならあまり恋愛ものを読まれてない方や、すれてない人の方が楽しめる作品じゃないかな?(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-25 09:15:17] [修正:2011-10-25 09:15:17] [このレビューのURL]

8点 森エンテスさん

このマンガを読んで、バラ色の浪人時代を夢見たら灰色だった。

青年達の織り成す恋愛とモラトリアムが混じり合った名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-15 18:36:30] [修正:2010-10-15 18:36:30] [このレビューのURL]

4点 鈴森一さん

優柔不断で流されまくる主人公。
漫画では珍しく、現実にはよくいるタイプです。

そういう人物を主役に据えたことが、この漫画の特色だと思います。

現役受験生が読めば、反面教師にできそうです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-26 03:41:47] [修正:2010-02-26 03:41:47] [このレビューのURL]

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