あらすじ アフリカの奥地で実父に殺されそうになった主人公吾妻晴は『かつて全てだったものの一部』『全ての生物の根元』『全てを滅ぼし前進させる力』………の統合された意志=WILLと契約を交わし、新人類=オメガとして覚醒(進化)する。アメリカのオメガである大統領夫人イブ・L・ホークスからオメガ同士による次世代の進化を賭けた『種の衝突』の事実を聞かされた晴は、巨大暴走族「極東連合」のリーダー梶秋一を取り込んで、日本の実権を握るために3年以内の祭り(クーデター)の実現を目指す。
備考
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)において、2001年40号から2005年24号まで連載。全14巻。2005年29号より『オメガトライブ キングダム』と改題して連載再開。
オメガトライブ のレビュー
6点 朔太さん
第一巻を手にした途端、独特の世界観にどんどん引き込ま
れていきます。
何が主人公に起こったのか、謎を追い続けたくなります。
人類史の根源から人類の未来を託すべき新人類の誕生、
さらに淘汰の闘争へとつながっていく予感が
壮大なスケールで現れてきます。
人類を統べるべきリーダーの誕生のプロセスを追いか
けていく目撃者になるというのが読者の期待でした。
主人公晴は、防衛機能をまず掌握するためだと思われま
すが、防衛大に潜入します。
しかし、そこから突然、ミクロな人間臭い展開が始まり、
人間同士の些細なバトルに展開される始末です。
さらに、晴は起源であるアルファが全く登場しないで
ベータである梶に主役が移ってしまい、何をしたいのか
何が主題だったのか迷走しだします。
ベータと他の種族のアルファとのバトルって、何か
意味がありますか?
それも後半の大半をこのつまらない抗争が延々と続きます。
この辺りは連載中はとても不評で、連載打ち切りが
囁かれるようになってきます。
そのためか14巻で政治家に転身しようと立候補する
梶が主役のまま、終わってしまいます。
迷走としか言いようがないです。
前半は8,9点の評価でしたが、後半が3点くらいの
評価になり、全体としてはその平均を与えたいと思います。
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[投稿:2019-07-05 20:07:48] [修正:2019-07-05 20:07:48] [このレビューのURL]
4点 デビルチョコさん
設定は良かった。
人類の起源や滅亡の危機等のストーリー展開も面白かったし、
バトルシーンの描写も良い。
しかし途中から必要ないキャラがどんどん出てきて、
序盤の設定が滅茶苦茶になり一気につまらなくなった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-10 07:01:05] [修正:2015-03-24 20:27:27] [このレビューのURL]
4点 pazzoさん
序盤は良かったが、鳥肌実がでしゃばってからは急激に失速。
協定も何もなく目の前にいる敵殺せば一種類減らせるんでしょ?アルファ同士出会ったら即殺し合いにならない意味がわからない。
あと、主人公に感化されていく過程の心理描写に説得力がなく物語に入っていけない。
設定が突拍子もないから説得力云々は的はずれかもしれないけどね。
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[投稿:2013-07-04 12:27:33] [修正:2013-07-04 12:27:33] [このレビューのURL]
9点 asd5さん
作者自身言っている通り、興味のあるモノをとにかく突っ込んでごった煮にした、という感じです。
と言っても散漫ではなく、まとまった物語です。ちょっと話のテンポが遅い、それだけが難点か。
人類が元々多種で、様々な人類が絶滅してきたという歴史が私自身好きな話ということもありますが、
この漫画でも非常に素晴らしいモチーフとなってます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-05-03 23:20:16] [修正:2013-05-03 23:20:16] [このレビューのURL]
8点 N0Bさん
完結しています。 全巻読みました。
続編にオメガトライブキングダムがありますが、オメガトライブ単体でレビュー。
ストーリーや構成が斬新で面白いです。
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[投稿:2012-05-24 12:37:40] [修正:2012-05-24 12:37:40] [このレビューのURL]
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