あらすじ 少年鑑別所を脱走した島村ジョーは謎の男たちに捕らえられ、サイボーグにされてしまう。謎の男たちは世界の影で暗躍する死の商人・黒い幽霊(ブラックゴースト)団の手先だった。ブラックゴースト団は画期的な新商品・サイボーグ兵士の試作品としてジョーをサイボーグに改造したのである。その名も009。だが彼は、同じくゼロゼロ・ナンバーを付けられた8人のサイボーグと、自分たちを改造したギルモア博士とともにブラックゴースト団を脱走する。人の心を持ちながらヒトでも機械でもない存在となった悲しみを胸に、サイボーグ戦士たちはブラックゴーストの野望を打ち砕くために戦い続ける。
備考
「週刊少年キング」で連載開始され、その後「週刊少年マガジン」、「月刊少年ジャンプ」、「COM」、「週刊少年サンデー」、「月刊マンガ少年」、「少年ビッグコミック」、「SFアニメディア」など複数の出版社・雑誌で連載された。
上記巻数はMFコミックス版に準拠。
サイボーグ009のレビュー
9点 Sealさん
開始は結構古い漫画だけど相当面白いです、この漫画。
全く古臭さを感じさせません。
サイボーグ達はその能力も背負っている過去もそれぞれで個性豊かに描かれている。
自分達を拉致して能力を与えた相手を敵にまわすという構図は作者のもう一つの代表作である「仮面ライダー」を思わせる。
それぞれの能力を駆使したバトルはもちろん面白いが、彼らの内面的な苦悩や悲しみもしっかり描かれておりドラマ性も高い。
自分はハインリヒが好きだったな。哀愁が漂っててかっこいいし、登場シーンも多いし。
石ノ森ファンならずとも読んで欲しい漫画です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-24 19:47:54] [修正:2008-10-24 19:47:54] [このレビューのURL]
7点 そうすけさん
やはり石ノ森さんは天才です。
当時ここまでの能力者軍団を生み出せたのはさすがとしか言いようがありません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-17 23:30:22] [修正:2008-09-17 23:30:22] [このレビューのURL]
8点 doneさん
機械の体で表現された閉塞感が胸に刺さります。
後半は特にそんな印象があります。
心は人間のままなのにまるで生きていないようなこの雰囲気を
引き出せる漫画家は石森先生しかいないだろうな…
自分の想像ですら絶対に完結しない物語です。
作者は亡く、機械の体で超能力すら手に入れて、
時すら超えることもある。
これが一人なら寂しすぎるので九人いて良かった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-08-18 12:05:34] [修正:2008-08-18 12:05:34] [このレビューのURL]
7点 NIMUさん
漫画界最大の天才(コマ割り、演出方面に関して)石ノ森章太郎の代表作です。
僕にとってはやっぱり地下帝国ヨミ編までですね。
それ以降もぽつぽつと良い短編が揃ってはいるのですが、
あの終わり方から強引に生き返されたらねぇ……読んでる側としてはどうしても引っ掛かりますよ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-16 10:16:59] [修正:2008-07-16 10:16:59] [このレビューのURL]
8点 chihiroさん
この作品の設定は素直にカッコいいと思います。
昔の漫画ですけど今のしょうもない少年漫画に比べると、
キャラクタもストーリーもグッドです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-04-17 01:21:49] [修正:2007-04-17 01:21:49] [このレビューのURL]
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